【見る】吉田輝星はホンモノ!

また野球の話題でゴメン! とはいえ宇大卒のピリカ(5月連休の釣り部メンバー)が、日ハムのファンであることをつい最近知って驚いたばかり。先日ブログに日ハムに阪神が勝ったことを記したら、とても悲しいというメールをくれたのでビックリ! ガンを克服した原口が活躍したので仕方ないけど、とも付してあったけど。

今日は甲子園で注目された吉田輝星(これでコウセイと読めるの?)が先発するというので、広島相手にムリだろう、せいぜい2回くらいでノックアウトされるだろナ、と思っていたのに何と5回を失点1で抑えて勝投手になってしまった(被安打4、三振も4)。相手投手が安定した力量を示し続けている、大瀬良に投げ勝ったのだからいよいよホンモノと言うほかない。試合終了した時の栗山監督の、本人以上に嬉しそうな顔がまた良かったナ。今日は日本国民にとって、歴史に残る日となった(でもないか)。

試合前の宣言どおりにストレートばかり(8割以上)、それも外角限定で投げているのに、あの強打者揃いの広島の打者が続けて空振りするのだからビックリしたネ。それもショーヘイのようなスピード表示(160キロ)が出るわけでもなく、最速でもせいぜい147キロ止まり。それでも実績のある打者が空振りしてしまうのだから、数字には表れない力をボールが持っているのだろネ。

思い出したのは、大昔の東映フライヤーズ(日ハムの前身)で1・2年だけ大活躍した(1度は20勝)尾崎という投手。小柄ながら小太りな身体でホップするほどスゴイ速球を投げ、東映に優勝をもたらしたという記憶がある。ほとんど直球しか投げない点でも共通していたネ。当時の東映のエースだった土橋(後に監督にもなった)が、並んで投げると自分のボールが遅く見えるので避けたと言っていたネ、よくあるパターンだけど。

ともあれ今日見なかった人は、今度放映される時は必見だヨ、スゴイ投手だ! と言うと2度目は失敗しがちなのが世の中というものだけど。

(ボクが歴代で一番好きな稲尾という、西鉄ライオンズの黄金時代を築いた投手より力のある球を投げるヨ。「神様・仏様・稲尾様!」とまで言われた大投手だけど。)