『シドクⅡ』に夢中

ブログの更新が途切れたのは、このところ長いのを書き過ぎて疲れたというわけでもないから心配なく。『シドクⅡ』の編集作業に追われていることが多いのだネ。分かりやすくなるように小見出しを入れるのも含めて、昔から自分の文章を磨くのはメチャ好きだからネ。

目次は以前公表したとおりだけど、きょう『シドクⅡ』に収録した三島由紀夫修論を書いたチカちゃんから突然メールがきて驚いたヨ、いや笑ったヨ。先日NHKで「川端康成三島由紀夫」とかいう番組があって、そこに三島研究の支柱の1人である佐藤秀明が出てきたというのだネ(ボクは番組の後半しか見てないからシューメイは見てない)。それが若い頃に憧れた(チカちゃんは字は見たけど実物は見てないようなことを言ってたけど)シューメイとは別人のような老人の姿を見て驚いた、というよりガッカリしたとのこと。

最近はシューメイが学会に出てこないせいか、ずいぶん会ってないナ。でも別の番組だったかで老シューメイの姿を見て、耐え難いのは吾が身だけじゃないことを痛感して安心したネ。ブログには出せないけど、孫と一緒に撮ると自分がむやみと老人に見えてしかたない。生涯最後の本が出せたら、この孫のためなら吾が命を惜しまない覚悟だけど、そのくらい《加齢なるジンセイ》の姿になっているヨ。もう10年くらい会ってないチカちゃんに会うのが怖くなったナ。