肥大化する「古市憲寿」像  古市がホリエモンと同レベルのバカな所と、利巧な所

先日お笑い番組を見ていたら(例によって3度目の食事をしながら)、最近CMでも見かけるようになったチョコレート・プラネットのIKKOのマネをする方が、気持悪いメークで出てきたので誰のマネなのかは番組の参加者もしばらく分からなかった。何と古市憲寿に似せたメークで言われてみればその通りながら、デブなので本人より一段とカワイソーな顔立ちになっていたので苦笑せざるをえなかった。確かに本人の顔立ちの特徴を捉えているのだけど、声が似ていないだけでなく発言内容がよく伝わってこないので不評を買っていた。

でもよく聞くと「見ることは見られることであって~」とか言うので驚いたのは、昔タモリ寺山修司のモノマネをする時の発言内容だったから。けっこうこのペアは頭が良くて、勉強もしているのだと感心したものだ。和泉元彌とかいう狂言師のマネをするのもその表れと理解すれば、並みのペアではないのだネ。昔は漫才師と思っていたら、ベケットゴドーを待ちながら」を演じてしまうペアもいたけれど、漫才から飛び抜けた異能を発揮し始めたのは、北野武又吉直樹に止まらないようだ。

 

ともあれ古市憲寿もモノマネされるほどの有名人になったのだから、マネのレベルが低くても喜んでいいのだろう。話題作りで読者を広げようとする小説業界は、又吉直樹という作家を生み出したの否かは未読なので明言は避けるけど、古市憲寿まで芥川賞の候補にしていいのか?! と心配するけど、これも未読(生涯読まないだろけど、又吉のは買ってある)なので何も言わない。

古市が未婚の熟年女性にモテるのは、ヤンチャな感じがウケるのだろネ。(酒好きな)和歌子とかゴジムの木曜のレギュラー(女性編集長)とか、チアキ(既婚歴と子供がいるけど)などが古市をヤンチャな少年扱いして喜んでいるのだネ。時間差で訪れた母性本能を発揮しているということかな?

 ヤンチャな少年ぶりは、ホリエモン並みのバカな考え方にも現れていて呆れたことがあったけれど、数週間も前のことなので内容は忘れてしまった。要するにホリエモンが言う「寿司は機械で握っても味は変わらない」、という類のガキの発想だったネ。あまりにも同じようなことを言うので改めて呆れたけれど、正確には同じレベルのバカでもない。ホリエモンはホンモノのバカだけど、古市はホリエモンの10倍以上は頭がイイものの、文化に対する理解がガキ並みの低レベルなところがヤンチャな感じで、オバハンどもの母性本能をくすぐるのだろうナ。

とにかく貧相な顔も、言うことも不快なことが多いので、早く古市ブームが去って欲しいものだ。