長~い1日で疲れた  宇都宮で呑み部が救い  『シドクⅡ』の原稿の最終チェック

一昨日(2日)の夜にジャミラがいつにない大人しい声で長電話していたので、何かと思ったら定時制の教え子(とはいえボクより15歳くらい年上)の奥さんからで、ダンナが危篤(に近い)と思い込んで明日すぐに会いに来てくれという話だった。東京の病院にいた頃に見舞いに行った時からしても、それほどとも思えなかったのだけどジャミラが自分も行くからボクも行けと言うのだナ。尊敬すべき生き方をしているこのご夫婦とは、宇都宮在住の頃からジャミラもお付き合いいただいているので、那須塩原からバスで行くむやみに遠い病院ながらも絶対行くと言うのだネ。

引いては、ジャミラは3日は午前中「婦人友の会」の会合があるので、ボクに昼過ぎまで待てというから「先に行く」と応えたところ、「そんなに私と一緒に行くのがイヤなんですか!」といつも通りにきたヨ。「その通り!!!」と応えたいところだったけど、言ったら痛い目に遭うかもしれないから、「早く済ませて宇都宮に寄って仲間と呑みたい」ので先に行くと応えて済ませたヨ。もちろんホンネだからネ。

「それなら蘭の鉢植えを買って持って行け、1万5千円までは私が出すから。」と言う。「鉢植えを見舞いに持って行くのは古来禁じられている」と応えたら、「そんなの分かっている。落ち込んでいる様子だから病室を華やかにするために蘭でなければダメだ。」と言って聴かない。いつも言い出したら他人のことは眼中になくなるので、先に行けるのをイイことに了承した。地元の紀伊国屋で1万800円の花をゲットして持参したのはいいけど、かさ張るので途中でトイレに行きにくいから電車内のトイレを2度も利用したヨ。(細かすぎると思われるほど会話を再現しているのは、珍しい会話ながら我々「仮面夫婦」の日常が察せられると考えての上。)

苦労して持参したら、病院の受付で既に持ち込みを禁じられたヨ。鉢植えに関係なく、生花一般が禁じられているとのこと、最近の常識らしい。病人は案の定フツーの状態に戻っていたので、やはり奥さんがチョッとした病変を大げさに受け止めて騒いだものと判明。30分ほど病室で話してから宇都宮で降りたら、あらかじめメールしておいたツクホーシとイヤラシだけでなくアマッチまで小山から駆けつけてくれていた。2人だけに連絡したのは、フニャ達は宇都宮でも不便な所に住んでいるので遠慮したからだった。

ボクの希望で中華店を探してもらい、けっこう美味な店で4人で楽しく盛り上がったものだ。皆さん釣り部でも呑んでいる仲間なので、釣りを早や上がりして宿で呑んでいる気分。2週間ほど前にはユウ君とヘイカの3人で蟹パーティを楽しんだばかりなのに、このところ「生きてて良かった!」思いが続いているヨ。10月には釣り部で金田湾のボート釣りが予定されているし、『シドクⅡ』が出れば東京と宇都宮で出版記念会(+生前告別式)も企画しているので、今年は生涯サイコーの年という感じ。そのためにもイイ本を出さなくてはネ。原稿の最終チェックをしているところだけど、昨日は最後の数十ページを持参して車中で済ませたヨ。早く出したい・会いたいネ。

 

昨日は圧倒的に疲れていて、仕事机で夕食を食べた後、そのまま眠り込んでしまったヨ。朝方蒲団で寝たけど、いくら寝ても起き上がれなかったヨ。歩いたわけでもないのに、久しぶりに脚がつるし。