宇都宮の夜、補足  ファミリーの部活の効用?

 昨日はジャミラのジコチュウぶりを伝えるため、会話を紹介しすぎたせいで宇都宮の実のある会話が記録できない憾みが残った。5年以上前頃の一時期、学大卒の女子が釣り部に参加していたけれど(ゼミ部にも)、1年くらいすると姿が見られなくなったことが話題に上った。「治癒・回復したから市民社会に復帰したので、部活が機能したということサ」と解説したけど、同じ例は10年くらい前にほぼユウ君と2人だけで釣行していた頃にもあった。暖かく迎えて・暖かく送り出す、これがイチロー・ファミリーの部活の方針(?)かな。

 前者の子はブラックな職場がキツイのに、自分はクライアントのためにガンバリ続けるのだと勘違いしていたので、その考え方は完全に間違っているからと転職を勧めた。言葉で《気づき》や《救済》が得られるよりも、釣りと海と仲間との談笑によってこそ癒され、別の職場に移動することができたし、社会(他者)の中に戻って行くことができたのだと思う。

 後者は結婚生活が順調ではないまま離婚し、気持が不安定なままだったけれど、釣行を続けているうちに回復して職場も居場所も大きく変化して行った。前者に比べるまでもなく、元々パワーのある女子だったけど、さすがに結婚生活の葛藤は重すぎた模様(少しはイチローのツラさが分かったはず)。

 要するに(それ自体を目的にしているわけではないながら)、イチロー・ファミリーは3つの部活を楽しみながら部員以外に対しても開いて「疲れた人」を迎え入れているので、癒され・回復したら去って行けばイイだけの話ということ。宇都宮のその場にいた3人にはすぐに通じたけれど、まさにジンセイのオアシスとして部活の活用を期待しているわけだネ。学大にいた頃に、居場所のない学生たち(卒業生も来たけど)に対して果たしていた役割を、部活が担っていると言ってもいいだろうナ。

 だから本人のことではなくても、家族の悩みをファミリーの仲間に打ち明けて相談すると、家族だけでは解決・解放されない問題がスッキリすることがあるのだヨ。独り(家族だけで)悩んでいることはないのサ。

 ともあれイチロー没後も部活が続いて行くことを切望しているので、ぜひ今から横のツナガリを強固にしてもらいたいものだネ。だから時によっては集まった(集まる)数人からありがたいお誘いをもらってもお断りして、ファミリーの仲間だけで集まる(呑む)ことをおススメしている。将来は雲の上から皆さんが楽しんでいる様子を見ながら、満足しているからご安心!

 

 それにしても来てくれた3人の中のイヤラシとアマッチの2人が、仕事優先のためにふだんは自家では呑まない、と聞いて驚きつつソンケイしてしまうネ。ボクは仕事が夜型なので眠れなくなると呑みたくなるけど、我慢して1日おきに呑むのが自分に合ったペースだネ。「酒もオンナも間をおいた方が美味い」ということかな? いずれにしても《量より質》のモットーには変わりないけど。呑まない2人は見た目がデブなものの、内臓脂肪は呑んでるボクの方がデブっていると思うヨ、見えないから救われてるけど。