「昭和天皇実録」

 今(午後3時過ぎ)、NHKの「ヒストリア」の再放送で「昭和天皇の苦悶」を見ているのだけど、ヒロヒトが想定以上に軍部を抑えようとしていたことを知って、以前とは異なり戦争責任を追及する気が薄らいできた気がするネ。ヘイカヒロヒトのそっくりさん)と親しい我らからすると、ヒロヒトにはいつも同情的ながら「許せない」気持は持ち続けてきたものだ。しかし最近刊行されたらしい「昭和天皇実録」を踏まえた今日の番組によると、己れのヒロヒト観を修正しなければならないようだ。

 ボーッとして何もできないまま軍部の暴走を止められなかったアホ天皇だと思っていたら、けっこう歯止めをかけようとしたンだネ。先日のブログにも記したとおり、ヒロヒトの近習の証言にもあったように、かなり自分の判断を通そうとしたようだ。これは再放送だから再々放送を期待してもらうしかないかな? 「実録」で開戦3ケ月前の御前会議の箇所を読んでよらいたいネ。

 

 軍部や警察がやりたい放題だった戦前の日本の状況は、思えば現代の「後進国」と同じようで亞然としてしまうけど、事実なんだからナ~。いろいろ書きたくなったけど、止まらないから止めるヨ。