【釣り部】ボートに乗れた! 船酔いした! 釣れなかった!

 奇跡的に台風後の強風が収まり、3度目の正直でボートが出たンだネ。過去2度は風のために期待を裏切られていたので、今回は大喜びでボートに乗ったンだけど、結果はサンタンたるものだった。ユウ君とカネシロー作家センセイ、アマッチとボクの2艙に分乗したのだけど、アマッチはこの2・3年間ケンキュウしていたクロダイを狙い、他の3人は主にカワハギを狙った。開始直後にカネシローが、その少し後でボクが大き目のカワハギを続けてボートに上げる寸前で逃したのが運の尽き。

 その後はカネシローのボートはフグばかりだったそうで無念、ユウ君はチョッと船酔い気味だったとか。フグにはボク等も困ったけど、引きを楽しむくらいには役立ったかな。というのも、乗って間もなく強い船酔いに襲われたアマッチながら、ひたすらクロダイを狙い続けたのはリッパだったけど、3回ほどのアタリだけで鈎掛かりしなかったのは残念至極。1塊りのアミ・コマセをボクが手で崩しながら撒きつづけたけれど、釣り上げるまでには至らなかった。

 ボクは大き目のを逃した後は、リリース・サイズを1尾、食べられる大きさのを1尾だけゲットしたものの、その後はフグばかりで終わってしまった。吐き気に耐え続けていたアマッチを乗せていたので、ポイントを求めて動き回ることもできなかったのも敗因だったかな。ちなみに昔はカレイ船やカワハギ船(収容30人程度)に乗って、カワハギなら50尾以上(小物中心)釣ったこともあったけど、今回は自分でポイントを探さなければいけない分、難しい釣りだった。釣果としては「海はツレナカッた(厳しかった)」けれど、1度は体験しておかないと気が済まなかったので、結果オーライという声が多かったのでひと安心。

 陸に上がってからは、宿の「魚萬」のすぐ前の浜辺でキスを狙ったけど、陸に上がったアマッチが独りで釣果を上げていた(3本)。翌朝も早起きのアマッチは独りで釣って2本上げたそうだけど、計5本のうちの食べられる大きさのものは1本のみ。それでも釣れないよりは、楽しめる分マシなのだナ。

 

 翌日は早帰りしたアマッチと車で寝ていたカネシロー以外の3人で、うみかぜ公園で小雨の中、シブキを浴びながら五目釣りに励んだら、ユウ君・マナブ君ともにカワハギを1尾ずつゲットできたのは何より。マナブ君は仕事でボートには乗れなかったけど、その後夕飯前の数十分をシロギスにチャレンジした根性は期待できたネ。釣りへの執念に期待して何とか釣らせたいと思った成果が出てホッとしたナ。釣りに対する好き嫌いは2分法できるようで、エサも魚も触れないのに釣りたがるダンちゃん(茨城在住)や、エサのイソメは触れないのに釣り好きなハッちゃん(館山)などがいるのも面白い。マナブ君もその種のヒトのようで、できるだけ釣り部に参加の意向を示してくれるのが嬉しいネ。