【尿管結石】(続き) 名医(迷医?)西村泰司先生  体重5キロ減

 初対面からして打ち解けることができた主治医・西村泰司先生の手による超音波攻撃・45分間で3000発超だったかな、結石の痛みに比べれば大したレベルのものではない。「このくらいなら」と強がりを言ったら強度を上げられたので、「痛い!」と告げたら下げてくれたヨ。身動きできないツラさの方が増していた気がするけど、ラッキーなことにこの先生のお蔭で意識が痛みと動けないツラさが和らげることができた。

 何せいざ破砕が始まる前に、「セキヤさん、石が砕けて楽になったら、今夜奥さんとやるのでしょ?」と言われて、こちらは「?」の状態。「何ですか?」と純粋な気持で尋ねたら、どうやらセックスの話らしい。先週から面白い先生だとは思っていたけれど、ヒトが生涯初の超音波手術を受けようと緊張している矢先、いきなりセックス話とはネ。75歳にしてとんだエロジジイかと思いきや、たぶん患者の緊張を和らげようとする意図もあったようだネ。それと初対面の時に、70歳ながらもボクの若さに衝撃を受けた秘密を探ろうという魂胆もあったかも。そもそも釣り部の定宿「北見」の朝食時、結石で絶食していたボクにオカミが「食欲出ませんか?」と気遣いの言葉をかけてくれたのに、「ハイ、性欲も無いンです」と応えてオカミをうろたえさせたボクが、西村先生のことを言える立場ではないのだけれどネ。

 その後もいろんな話題に及んだ中で、教え子の中に1人だけお気に入りの女子学生がいたとコクリながら、(途中で仕事を尋ねられたので、大学で文学研究をしていたと告げてある)「セキヤ先生(「さん」が「先生」に変っていた)もお好みの女子学生が何人もいたでしょ?」とカマをかけてきたし、とにかくオモロイ先生だったヨ。

 医学界では著名な方らしく、歴代の首相の何人かとも面会したこともあるとか。偉い先生である必要はなかったけど、ドエライ先生のお蔭で施術を楽に受けることができたのは幸いだったネ。先生もくり返していたけど「世界(世間)は狭い!」と思わせたのは、西村先生は大田原の病院に4年間勤務したことがあったそうで、宇都宮大学に10年勤務したボクにとってその点でも親近感を持ったものだ。

 

 気分をスッキリさせるために、先ほど風呂に入ったのはいいけれど、体重を測ったら何とこの数日間に5キロも減っていたヨ。元気が出ないわけだ! 食欲減退のため、おかゆやうどん類を梅干や海苔をおかずに食べ続けたせいだネ。在職中の健康診断の時に少々メタボだから5キロやせた方が良いと言われ、1・2ケ月で4キロほどしぼったことがあったけど、短時日のうちに5キロ減は身体にイイわけないよネ。明日からジワジワと増やしていく所存。