【見る】「知恵泉」大久保長安  真山仁  エリザベス出すならサヘラ・ローズを!

 今日(25日)の「知恵泉」(再放送)は、大久保長安という家康の優秀な家来の話が聴けた。元武田家の部下で武将というより極め付けの能吏で感心したネ。武田に仕えていた頃から治水(武田の信玄堤だけは知ってたけど)や鉱山経営に才を発揮して、徳川の家来としても八王子の街まで造ったという御仁だそうで、全然知らなかったヨ。

 東大の助手の頃からテレビに出ていて最近は貫禄を感じさせる山本博文さんの解説も役に立ったけど、真山仁という作家の意見が身に沁みたネ。「英雄たちの選択」で見たのが初めての人だけど、朝日新聞に時々書いている記事にインパクトを受けたので注目していた人だ。「早く出世すると恨まれるけど、ユックリ出世すれば信頼される」とかネ。真山さんは早くから志望していた作家になる前は、新聞記者を3年して以後定職無しで苦労を重ねたそうだけど、その経験の重みが結晶したような名言が続けて聴けたヨ。

 

 例によって歴史にはシロウトの女性が1人配置されていたけど、これがハードキャッスル・エリザベスという名前は外人ながら見た目がブスっぽい日本人というおバカな子で、武田の甲州育ちというだけで選ばれたらしい。発言が無意味で無内容なのだから、せめて見た目だけでも配慮してもらいたいのに、美を感じさせる点が皆無。知り合いなら許容できるかもしれないものの、見るだけの対象だから見た目が悪ければ見ちゃいられない、ということになる。視聴者をバカにするナ! 受信料、払わねえゾ!

 なぜこんな低レベルの外タレ(?)をゲストにしたのが皆目分からん。NHKの美的センスが疑われても仕方ないネ。エリザベスに欠けている知性も知識も兼ね備えているのみならず、見ているだけでも満足できるサヘラを女性レギュラーにすれば、視聴率も上がると思うがネ。

 

 それにしても大久保長安真山仁はスゴイ!