【状況への失言】原発事故は人災だった  東京電力と国の罪  NHKスペシャル「原発事故」を見よう!

 たった今、ブログを更新しながらNHKスペシャル「原発事故~見過ごされた『分岐点』」を見ていたら、腹が立つやらオゾマシイやらで落ち着かない。見てない人はぜひ再放送を見てもらいたいネ。東大地震研究者が、江戸時代の貞観地震津波の研究に基づき、三陸海岸で再度の巨大地震に襲われる可能性を指摘したいたとのこと。東京電力はこの指摘を意識的に無視し、国(保安院)もそれに歩調を合わせるように無視する結果があの大事故だったという。

 東京電力保安院のメンバーの中にも貞観津波を軽視すべきでないという意見もあったにもかかわらず、防波堤の増築などの対策に予算が食われるのを嫌がり、人命よりも利益を優先してしまったわけだネ。アマッチの知り合いが東電に就職し、当初は給与の豊富さを自慢していたけれど事故後はおとなしくなったと聞いたことがある。事故が起きた頃に必死に働いた東電社員がいたことは伝わっているけれど、ほとんどの会社が人命より利潤を追求してしまうこの社会(国)の病は、異議を抑圧しながら虚しい繁栄を追い求め続けているわけだ。

 安倍晋三内閣はやりたい放題を拡大しているのを見ると、自らの利益のために人命が軽んじられる傾向は続くのだろネ。彼らの罪悪を野放しにしている日本人が病んでいる、と言うほかないネ。

 ともあれ番組の再放送を見逃さないようにネ!