【観る】ホキ美術館  超リアルな(裸体)絵画  Bunkamura ザ・ミュージアム  

 コロナ騒ぎで休館している美術館も多いので、【観る】話題の更新が難しかったけど、休館していない渋谷東急デパートのブンカムラ・ミュージアムでおススメの展示をやっているヨ。何年も前に紹介したホキ美術館は、超リアルな甲斐がを集めていて見応え十分ながらも、千葉の不便な場所にあるのがマイナス。それを5月11日まで渋谷で観られるのだからチャンスだネ。

 学大の美術科の若手教員のように、写実主義絵画が嫌いな人もいるけど(人は良いのだけど趣味が合わないので、昔ワイエスを観に行ったと言ったら鼻で笑われたヨ)、ボクは具体・抽象両方の美術とも好きだネ。ホキが集めている絵画はどれも超リアルではあるけれど、基本は写真を使わずに(写真を見ながらそれを再現しようとする流派とは一線を画している)モデルと見ながら描く人たちだネ。朝日新聞の3月24日夕刊の美術欄の下段宣伝欄に例示されている絵は、モデルの素人女性が毎日(?)短時間だけならと許諾して描かせたもので、題名が記してないけど確か「5時15分」とかいうもので、その時間にモデルを始めて決められた時間に帰っていくのでそう名づけられたと記憶している(以前ゲットした画集が見つからないので正確には書けない)。

 掲載されているのは着衣だけど、裸体画もたくさんあってボクが大好きな野田弘志さんのロシア美女のが展示されて欲しいネ。ゴヤと同じように、同じ美女の着衣のもあって両方展示されていれば、比べて楽しむこともできるのだけどな。野田さんを始めとして、女性だけでなく自然や動物の緻密な写実画にも驚嘆するはずだヨ。「28名の人気作家による約70点が集結」と唱っているから期待できるネ。是非!