【つぶやきイチロー】小椋佳  東大病  クイズ番組

 先週のNHKBS「プレミアムカフェ」では父と子というテーマの再放送を取り上げていて、小椋佳の時のを見たヨ(途中からだったかな)。脳血栓で(?)障害が残った次男がなんとか普通学校に入れたのに、父親から「○○学校で満足するナ」と言われたのが次男にはプレッシャーになったとか、当たり前だろ(結局退学)。小椋佳というは、作っている曲のイメージとは裏腹にデリカシーのないヤツだと思ったネ。というよりいかにも東大出のヤツだと情けなかったネ。自分が東大出だからといって、子供が東大(名門校)に入らなければ満足できないという狭量さが、まさにトウダイなんだネ。世間の価値意識に囚われたまま、自分の子供にまでその価値観を押し付ける理不尽さに気付けないダメ人間だヨ。子離れができずに、子供の独立性を無視して平気でいる姿勢が不可解だネ。

 ボクは息子の気持のままに高校に進学させ、大学は「浪人はさせないから好きなだけ受験しろ、受験料は父の小遣いで払ってやる」と伝えたヨ(浪人したら、性質上一生合格できないだろうから)。そしたら東西の私立大を10ケ受けて1校だけ合格したネ。

それが他大学を受験しなければ推薦で進学できた明治学院大学だったので、ジャミラが「受験料30万も払って、タダで行けたはずの明学しか合格できなかったとは!」と怒っていたけど、ボクは息子らしくて苦笑したヨ。そもそも受験料はボクの小遣いなんだから、ジャミラがグズグズ言うことないのにネ。大事なのは本人が納得して、後悔させないことだヨ。

 附属高校の同級生にはボクの大学先輩の子供もいて「オヤジが東大行け、とプレッシャーかけるのだ」とボヤいていたそうだけど、この気の良い先輩も小椋佳なんだネ。ソツのない点でも小椋佳で、拙著を贈ったら「間、髪を入れず」に礼状が来たヨ。「本を贈られたらすぐに礼状を出せば、読まずにいられる」という学界の常識をそのままキチンと実行したわけだネ。

 東大生のクイズ番組ブームの人気が続いているので不愉快極まるのだけど、ソツなく決まった答えを出せるツマラナい人間こそ、トウダイ病の東大生だということだネ、情けない! 暗記力だけで、創造力の欠如そのままの連中だヨ、クダラネエ!!!