【つぶやきイチロー】忘れてしまいたいこと

 このコーナーも、もっと書かないといけないとは思っているのだけどね。

 喘息の吸入薬の副作用で、声が出にくくなっただけでなく音痴になってしまったことは前に書いたとおり。カラオケは年に1・2度くらいしか行ってなかったけれど、持ち歌(?)としては定時制高校教員の頃の「大阪で生まれた女」から、拓郎の「イメージの詩」やあがた森魚「赤色エレジー」などがあり、河島英伍の「酒と男と涙と女」は最後に皆と歌うことにしていたネ。

 と、ここまでは単なる前振りで、出だしの「忘れてしまいたいこと」がたくさんあって時々それらが思い出されると、苦しくて「どうしようもない」状態になるのだネ。以前ヒグラシゼミでそんな話題になった時に、正直に言ったらトミーが意外な顔をしていたけれど、実はクドクドと、あるいはウジウジと過去の失態を思い出しては落ち込みそうになることが多いのだヨ。先ほど朔太郎のことを書いたけど、前橋に帰りたくない気持ちや小中高の同級生に会いたくない気持ちは、昔の恥を想起したくないからでもあるのだナ。

 大学同期入学の「親友」の1人・カワカムリ君が、よく「命長ければ恥多し」とため息交じりに漏らしていたものだけど、彼から聞く恥はボクの数倍も恥ずかしいことが多かったので(ここでは書けないけど、口頭では教えてあげる)、聞くたびにホッとしたものだ。そのせいでもなく、教養部時代にはよく2人だけで一緒にいたものだ。

 問題は対処の仕方だけど、(トミーに教えておけば良かったかな)ボクは「忘れてしまいたいこと」が頭をよぎると大声を出すのだネ。もちろん周りに人がいないのを前提にだけど、自家にいる時は薬の副作用で声が出ないためのリハビリを装って声出しをするのだネ。だからジャミラから注意されたことがないヨ。皆さんにおススメできる効果はあるから、お試しあれ!