パソコン復活!  木村守先生はPC職業人(プロ)

 2000年超の年月を隔ててイエスの復活が再演された思いだネ。スイッチを押してもオンにならないので死んだと思っていたPCが、木村守先生(学大中国文学)の手で「復活」したのだから。いつものように木村先生に相談したら、「診てみるからPCを研究室に送ってみて下さい」とのこと。木村先生がいかにPCのプロでも死んだものを生き返らすことはできないだろうと思っていたら、「直りました」とのこと! まさかだネ!

 あらかじめチェック・ポイントの説明は聞いていたものの、その通りの症状で説明どおりに対応してくれたら復活したというので、プロの世界はかけ離れ過ぎていて全く理解不能、ただただ結果に頭が下がるばかり。10年もののPCを開けてみたら「大雪が積もったよう」な状態と言われ、ホコリが積もって雪のようだという比喩だとはすぐには気付けなかった。外側のホコリは時々拭き取ってきたけれど、内部など見る能力がないので大雪のイメージを思い浮かべるばかり。ホコリが溜まってオーヴァー・ヒートして機能がストップしたとのこと。再度オンにならないのは、電池(そんなものがあるとはもちろん想定外)が切れている可能性があるので、手許のものと交換してくれるという説明ながら、言葉だけの理解。

 木村先生に言わせればそれだけのことのようながら、PCに関しては典型的な無知なので行き返ったという事実のみを驚きつつ、愛する者(がいれば)を生き返らせてもらった有り難さが身に沁みるばかり。回復したPCを大学から国分寺駅まで持参していただき、受け取ってその重さに驚いたけれど、釣り用のキャスターで運んで帰ったら、雨にも対応したその梱包に仕方もプロ並みなのでまたビックリ! これならホントに「木村電気」の看板を掲げてPC屋でも食って生けるに違いない。

 在職中にいつもPCについてのことはお任せしていたけれど、PCを1から自分で組み立ててしまうというその知識・技術のスゴサに圧倒され、「木村電気」という電気屋でもあると尊敬の念を表していたら聞きとがめる人がいたけど、脱帽の意味を軽視の意味に勘違いしたらしかったネ。木村先生は大学の教員のみならず、電気屋さんでも食っていける「二刀流」だという感嘆の言葉だったのだけれど、専門バカの教員には伝わらなかったようだ。ボクも釣りでもプロと言われたいけど、食っていけるはずもないネ。

 木村守先生、スゴイ!!!

 

 (ちょうど恒例の? マンゴーがたくさん台湾の林淑妙さんから届いたばかりなので、木村先生に半分お渡ししたけれど、それだけじゃあ気持が治まらないので酒類をお送りしようと検討中。)