ファミリーで関心を持つ人は少ないだろうけど、前に記した結果を記しておきたい。興味がなくとも、照ノ富士が優勝したことくらいは知ってるだろネ。ホンモノの力を感じたネ、このまま両ヒザの調子が悪くならなければ、大関・横綱への昇進は間違いないと思う。新大関朝乃山戦で上手を切る上手さや、千秋楽で御嶽海に両差しを許しながらも、両上手で決めながら押し出した実力は横綱級だったネ。元大関のプライドも力を発揮させたのだろうけど、身体の大きさを含めた素質を感じさせたネ。というのも、同じ序二段まで転落した千代の国と優勝決定戦で闘い、その時は千代に敗れたものの、先に幕内まで復帰したとたんに優勝してしまうのだから、照ノ富士はタダモノではないネ。千代の国の方も優勝したけど、幕内の下の下の幕下での優勝（７戦全勝）だから格の違いを見せ付けた感じだネ。千代（九重部屋）ファンとしては残念だけど、力の差はどうしようもないネ。
意外だったのは当の照ノ富士が泣かなかったのに、伊勢ガ浜親方（元横綱の旭富士）の方が涙を拭っていた姿ネ。大関から陥落した時に引退を考えたという照ノ富士を、序二段まで落ちても元気づけ続けて幕内に復帰させ、それもいきなり優勝させてしまったのだから、親方が泣くのも当然ながら本人の照ノ富士が涙を見せないのだから面白い対照だったネ。同じ部屋の先輩で照ノ富士の優勝を援護した照強（大量に塩をまく人）が、朝乃山をそれでしか勝てない足取りで破ったのに味を占めて、翌日の琴恵光戦でも試みて失敗して負けたのも笑えたネ。朝之山とは違って小柄な相手に対して、同じ手口を使う愚かさはハジだネ。
ともあれ千代の国も早く幕内に復帰して、（その頃は大関か横綱になっているであろう）照ノ富士と対戦してもらいたいネ。デブが愛敬の千代丸は十両に落ちたままだろうし、千代大龍は相変わらずのもろさで前頭の位置を上下しているだろうから、千代の国に期待するところ大なのだネ。スモ女（相撲ファンの女子）が増えているそうだけど、ファミリーの女子にも興味を持ってもらいたいネ。
