【状況への失言】アメリカの末期的症状?(補足)  ホワイト・プア(劣等白人)のコンプレックス  一億総麻生(アホウ)

 アメリカのホワイト・プアたちの白人至上主義は、かつて奴隷として差別していた黒人が社会的・知的に向上して自分たちを圧迫している焦りと不安によって増幅されているに違いない。さらに白人の占める割合が国民の5割を割っているという状況もある。トランプが発したデタラメ情報をワラをつかむように信じ込み、暴徒化するまでになったのは、こうした焦りと不安に駆られたからに違いない。

 トランプのように自分に都合の悪いことは認めようとせず、己れに好都合なデタラメを発信し続ける非人間が多くの支持者を集めてしまうのも、ホワイト・プアに低能が多いだけではなく上記のコンプレックスがあるためだろう。日本で言えばトランプは麻生太郎だろうけど、幸い低能な麻生太郎の影響力は(政界ではともあれ)国民に対しては小さいのが救いだ。麻生太郎のトランプ並みのジコチュウ発言に挑発されて(ネトウヨのような)低能たちが動き出したら、暴徒化して野党議員や進歩的知識人などを襲わないという保証はない。暴徒の中で、百田尚樹をはじめ稲田朋美杉田水脈丸川珠代片山さつき等が嬉しそうに大きな旗を振る光景が浮かんで吐き気がするヨ(日の丸に交って旭日旗やナチの鍵十字の旗も?)。

 アメリカのトランプ支持者の軽率・残虐ぶりを、ヒト事と済ませておくわけにはいかない。実際、日本でもトランプ支持者たちが集会を開いたと知った時には、正直ゾッとしたネ。戦後「一億総懺悔(ざんげ)」が叫ばれた時には、懺悔するのは一億国民ではなく軍部や政治屋だろ、という真っ当な批判がなされたけれど、ネトウヨ達が暴徒化して一億総麻生(アホウ)になるような事態にならないことを切に望むネ。