【聴く】「ららら・クラシック」  ラロ作曲「スペイン交響曲」  樫本大進のミス?

 今日は「ららら・クラシック」の日だけど、珍しく「スペイン交響曲」を取り上げた。あまり知られてない曲だし、交響曲と名付けられているけれど、どう見てもヴァイオリン協奏曲だネ。番組では協奏曲ではないと説明していたけれど、全然説得力がなかったナ。独奏を後から支えるのではなく、独奏とオケの対話だと強調していたけれど、それも協奏曲の特色だしネ。

 ともあれ初めて聴いても魅力が伝わってくる分かりやすい曲だから、再放送(木曜午前10時25分~)を見るとイイね。ボクも中学生の時に友達から借りた、ソ連(ロシア)のレオニード・コーガンの独奏レコードで聴いて、1発目から魅力に獲りつかれたネ(分かりやすいだけに飽きやすいけど)。第3楽章だったかのハバネラもステキだったけど、何より冒頭のオケと独奏双方の出だしがスゴイ! ただし番組で演奏していた樫本大進(現ベルリン・フィルのコンサート・マスター)の出だしは音をはずしていると感じたネ(2度映したけど聴き違いじゃなかった)。昔の映像だったから(N響コンマスは海野さんだったし)、樫本もまだ若くて力み過ぎたのじゃないかな。その確認も含めて、来週の再放送を聴いてみて(録画してでも)。