ご覧の通りなのだけど、石井正己先生編著で疋田先生や赤星クンというゼミ部員、それにボクとしては良く知っている古典文学の安松・水野両君などが執筆している本が出た。伊藤かおり先生はじめデグチャン前学長とよく知る白勢彩子先生(3人で呑む計画を立てていたら、デグチャンが学長になってしまい実現できなかった)や大澤千恵子先生などの学大の先生や、附属の先生方も書いているので適材適所という印象だネ。なにせ小中高の教材を10ケずつ取り上げているのだから、このスタッフなら万能ということだ。
教員なら必携の書でこれを読まずに授業に行くと失敗の元だけど、教員でなくても著名な作品の研究状況がよく分かるので必読の文献だネ。授業も手抜きせずにいながらも、1年に2・3冊も本を出して忙しいはずのベンゾーさん(石井先生)なのに(「なのに」ではなく「だからこそ)かな)、こんなに手間のかかる本を編集・執筆する余裕があるとは信じられないネ。上記の数人のみならず、実力のある卒業生の協力があってこその成果だネ。これだけ充実した内容なのに1800円の安さ、早く買って読み始めることだネ!