【状況への失言】日本の国防問題(メイさんとのやり取り)

 メイさんと平野啓一郎の作品をめぐって議論を積み重ねてきたけれど、それ自体は珍しいことでいつもはお互い下ネタ中心にショーモナイことを書いているのだネ。文学論やっていながらも、時々下ネタが付されるのもその流れなのだナ。文学論が済んだと思ったら、今度は日本の防衛問題を振ってきたヨ、下仁田(下ネタ)育ちのアイデンティティを忘れてしまったのかナ? 

 具体的には中国におけるウィグル人に対する人権侵害や、習近平政権になってからの領海侵攻問題が話題になっているのだけど、メイさんの院生時代の同級生の中国人留学生が「らしさ」を失い、習政権寄りの発言をしているのが気になるというのだネ。中国の情報管理と操作は抜け目が無いから名前は出せないけど、中国人がむやみに政権批判ができないのは明らかだから、不審に思うより同情すべきなのだろネ。

 ともあれボクとしてもショーモナイことばかり書いているわけにはいかないから、チョッとマジメにメイさんの提起した問題に応じてみたものをコピペするヨ。日頃から「ヒトの振り見て我が身を直せ」の精神でいるから、中国やロシアの非道なやり方を批判しつつも、日本のやってきた(やっている)ことも常に念頭に置こういう発想を伝えたいのが中心だネ。もちろんメイさんからの反論(返信)も受けているのだけれど、それを公表するかどうかはもう少し検討してからにするヨ。

 文学論と同じく、ご意見を寄せて下さい。

 

面倒かつ難しい問題を振ってきたナ、下ネタ抜きに。 
ともあれ武装はキリが無いということは、常に念頭に置かなければならないだろネ。 
吉田茂のお蔭で(?)防衛はアメリカ軍に任せて以来、その状況に変化は無いネ。 
沖縄が犠牲になり続けているという大問題は絶対無視できないから、無視したがるヤカラを批判しなければならないと思う。 
中国の領海侵犯(や前回話題の人権侵害)は、戦中の日本軍がやったことと変わりない、という観点も忘れてはいけないだろナ。 
魚釣り島(日本名が出てこない)は鄧小平が来日した際にも、「今回は見送るけど」と言ったとおりで昔からの懸案事項だったのだネ。 
日本(軍)が進攻していた頃は、中国(やアジアの国々)は言いたいことが言えなかっただけなンだろネ、南シナ海はやり過ぎだと思うけど中国3000年の領土意識なンだろネ
、ヒドイ話だよフィリピンやベトナム等にとっては。 
いずれにしろ習体制が強化されてからの中国は好戦的になっているのは困り物、周恩来胡錦濤(トウの漢字が違うけど)なら平和的な交渉ができただろうけど。 
 
ともあれ領土・領海を守るためにという美名の下に武装しても限度が無いのが怖い。 
外向きの武装が内側に向かうのも必至だしネ。 
日本の現段階の武装は、数は少なくてもハイレベルではあるという評価だネ、丸腰などではない。 
かといって緊張している領海に自衛隊の艦船を派遣すれば武力衝突になりがちだから、海上保安庁に任せているので彼らの日々は大変だろネ。 
裏表の関係になるけど、竹島問題も視野に入れて考えるべきだろネ。 
魚釣島ともども日本人が住んだり利用していた時期があったのは間違いないものの、上記した通りでたまたま日本の勢力が強かったから自由にしていたというだけだったのかもし
れないから、安易に昔から日本の領土だったと言うべきではないネ。 
 
そんな中で武装の強化を主張し続けているのが石原慎太郎だけど、ヤツの主張に振り回されたお蔭で現在の緊張が生じてしまったことも忘れてはいけないだろネ。 
三島由紀夫は国防という視野ではなく、天皇制と己れの真情(心情・信条)が中心だから、慎太郎とは一緒にできないと思う。