【ヒグラシゼミ】瀧口悠生はオモシロい! 「死なない者」

 先日、学大に寄ってヒッキ―先生と長話を楽しんだ時、4月のヒグラシでやる瀧口悠生の芥川賞受賞作品「死なない者」(文春文庫)の面白さを教えてもらい、帰り道で駅ビルの紀伊国屋でゲットしたらホントにオモシロい(ことは記した気がする)。何せ葬式の場面だけで何十ページも読ませるのだからネ。スゴイ作家だ。集まった子供や孫だけで20人くらい登場するので混乱するのは必至、発表者のサトマンに行ったら人物関係図を送ってくれたヨ。

 発表作品の「ジミー・ヘンドリックス・エクスぺりエンス」はまだプリントしてないので未読ながら、サトマンによれば「死なない者」以前の芥川賞候補作で、その時の受賞作が又吉直樹だったとのこと。「火花」は途中までしか読んでないけど、瀧口作品はたくさん読みたい感じでいるヨ。まだテキストが手許に無い人は連絡ちょうだい。知らない・読まないでいると損する作家だヨ。

 4月4日に議論を楽しみましょう!