【見る】志ん生の落語  球児の野球解説  阪神・巨人戦  大谷翔平の未熟さ

 今日、BSプレミアムのNHK特集で、昔の映像の再放送をやっていたのが素晴らしかった。歴代の落語家の中でも、ボクのベスト3に入る古今亭志ん生の特集で、若い頃の談志(ベスト3の1人)がMCみたいな役やってたネ。志ん生の一代を妻の立場から振り返るのだけど、妻役を池上志乃が熱演していたヨ。ぜひもう一度放送して皆さんにも見てもらいたいものだネ。

 以前、志ん生は落語よりもジャンルは不明ながら「大津絵」(火消の夫を送り出す妻を語り手として名調子で吟ずる)が最高だと記したけど、番組で一部だけ紹介した落語を通して聴けば、やはり落語が良さそうだネ。日常の会話がそのまま落語につながっているところが、また面白さを増している。言葉のヒネリ方がメチャ笑えて、さすがのイチロー・セキタニもかなわないネ。志ん生を一席、キチンと聴いてみたいネ。

 

 というわけで、せっかくの阪神・巨人戦の中継を最初から見ることができなかったのだけど、雨中にもかかわらず先発投手の西がガンバったので楽勝できたネ。雨のため7回コールドゲームになったので、原監督が抗議していたけど、流れは変わらなかったろネ。注目の佐藤が1打席目にクリーンヒットを打ち、7回裏には他球場ならホームランだった当りを飛ばしたので安心できたし。

 何よりも楽しめたのは球児(藤川)の解説で、これは歴代最高の深さだネ。ただの大投手に終わらずに、中身の濃さではズバ抜けた解説者ぶりでビックリしたヨ。1球1球の読み方を、投手・捕手・打者の立場から分析するのだけど、ものスゴク詳しくて説得力があるのだネ。セ・パ両リーグの投手の投球術の差異も解説してくれたのも初耳で、そんなに違うのかと驚いたネ。NHK専属の解説者になったそうだから、機会があったら球児の解説に注目して聴いてネ。

 

 11時からのBS野球ニュースを見たら、昨日ホームベース上でランナーに足許を蹴られたショウヘイ(大谷)も、今日は無事にピンチヒッターに出てデッドボールを食らっていたので、これも安心。当てられた直後、ショウヘイが投手をにらみ付けていた目の鋭さに驚いたけど、そのくらいの闘志が無ければあれ程の選手にはなれなかっただろネ。ショウヘイが活躍した5回まで見た昨日は、先発投手を務めながら2番バッターとしてすぐホームランを打ち、大活躍しながらも勝利投手目前の5回に、2アウトから余計な牽制球を暴騰したのがきっかけで、勝利を逃したのは未熟そのものだったネ。点差が開いていたのだから、ランナーなど気にしてはいけなかったのだけどネナ。調子に乗り過ぎて、ランナーを牽制死させようなどと色気を出したのが失敗の元だったネ。