【観る】靉光「眼のある風景」  日曜美術館

 今朝のニチビは靉光(「あいみつ」と読み本名は石村日郎、「靉」が簡単に変換できたので驚き)だったので、放送大学その他の番組より優先して観た。代表作「眼のある風景」は見覚えのある人が多いと思う、何だか不定形の物の中に目(ひとみの一部は緑)だけがハッキリ分かる作品。2007年に近代美術館で開催された展覧会に行ったので、その時の分厚い図録を後でロフトから持ってこよう。

 番組では夫人の証言が紹介されていて、自らの絵画(画法)を求めて苦しんだその模索のプロセスが、作風の変化として分かるようになっていた。戦争期にシュールレアリスムの方向を志してからは、特に苦悩が深かった模様。いずれにしろさまざまな絵画が楽しめるのでおススメ! 来週日曜午後8時からの再放送をどうぞ。