【状況への失言】小林賢太郎は一言足りなかっただけかも?(ブラック・ユーモアなら否定できない)

 あまり目の前の「状況」に対しては「失言」しないようにしているのだけど、五輪関係の失言の連鎖に小林賢太郎まで巻き込んで一緒くたにしてもらいたい、とは明記しておきたい。そもそも「ユダヤ人、虐殺ごっこ」がどういう文脈のコントだったのか、全然伝わってこないのに表層的な否定的意見ばかり「炎上」しているのはオカシイ。表題はそのとおりだとしても、内容がナチススターリンヒットラーと共に虐殺が大好き)を否定するメッセージが伝わるものなら、笑いとして有りだとボクは思う。ボクなら第2部として、「パレスチナ人、虐殺ごっこ」のコントを作って現在のイスラエルに対する批判を付けて完全を期すけどネ。

 「ユダヤ人、虐殺ごっこ」というコントなら、爆笑問題の太田だってやりかねないし打って付けだろう。もちろんナチやヒットラーに対する強烈な皮肉を込めてネ。都内のユダヤ人料理屋の親父が、「広島や福島だって笑いにできないだろう!」と怒っていたけど、コント(作品)をネタだけで判断するのは理解力の欠如で、頭が悪いだけだ。観客(読者)の理解力があれば、ネタを通して現実・歴史に対する批判的メッセージが伝わるはずだ。「ヒロシマナガサキ、次ぎニューヨーク!」なんて題で、アメリカ原爆投下を批判しまくれ! 

 アメリカのネタなら、「空爆ごっこ、ニューヨーク」なんてどうだろ? ベトナムをはじめ他国(戦前を含めるなら日本)を空爆し続けているのだから、「9・11」を特化することないだろう。ベトナムだけでも数年間の統計とれば、爆撃しない日は無いだろナ、許せねエ!!! ボクの叔父(父の一番下の弟)だって、5才の時に前橋空襲で爆死させられているのだからナ。

 

 なぜ小林賢太郎を他の失言野郎と別格にしたいかというのは、ケンタローは他の悪人たちとは違って悪意も無かったという思い込みがあるからだ。最近ブログでも紹介した東京MXの美術番組を担当し始めた片桐仁ラーメンズの相方)ともども、芸人としてはインテリで才能のある善人という印象が強いのだネ。低能な無分別ジジイ・森喜朗をはじめ、リオでマリオの中に事もあろうに極悪人・安倍晋三を潜ませた忖度得意なオベッカ野郎・佐々木宏、ケンタローとは異なり悪意丸出しに障害者イジメを自慢した小山田圭吾などと、ケンタローを同列にして欲しくない。

 

@ 「アメトーク」はたまに夕飯食べながら見るけど、今日はカナダに留学するという光浦本人を呼んで特集していて実にオモシロいので、見ながらブログを書いたヨ。