学大在職中にＣＭについての授業を数年間担当させられた。仕方ないので自分なりの工夫をしてお茶を濁したヨ。代表的な俳句を元にしてパロデイを作ってもらうことによって、言葉に関する感覚を意識してもらったら、意外にイイ作品を作る学生がいたりで楽しめたナ。歴史的なコピーとして「そうだ 京都行こう」を分析してもらう授業も盛り上がったナ、「京都へ」の「へ」が欠けている効果は？ とかネ。
それはともあれ、最近のＣＭにはオモシロいものが全く無いので淋しい。特にヒドイのがダウンタウンを使った（植木等のスーダラ節をパクッた）ＣＭ。浜田が可哀そうになるくらい愚劣なＣＭだ！ 松本も一緒に出てくるＣＭもオソマツ極まりない、才能の片鱗も感じさせないもので作成費を取ったら詐欺になるネ。ダウンタウンを使ったものは最悪の例であって、他にイイものがあるわけではないのが淋しい限り。
昔からヒドイのは半白髪の親父がダミ声で製品をプッシュするＣＭ、最近では「カラオケ１番」とかいうもので横に親父の細君らしいオバハンが親父に呼応するもの。小学生でも作れるＣＭで工夫が無さ過ぎる！ 使っているオヤジも最低レベルで、すぐにでも他に代ってもらいたいネ。
ＣＭと言えば、歴史上最悪なのはジャマネット高田とかいったやつ、何よりわざと不快な高音程の声で叫びまくるので本能的にすぐ消していた。高田に対して殺意さえ感じたものだけど、そのまま聞いていられる（ジャミラ等）ヤツ等の気が知れなかったネ。今では高田ではなくその部下がジャパネットのＣＭを続けているけど、高田の不愉快極まる声を想起してしまうので見ていられない。
＠ テレビ番組のプロデゥーサーの劣化についても指摘しておきたいけど、別に記すヨ。
