【読む】「戦争と平和 6」(トルストイ)光文社古典新訳文庫  望月哲男の翻訳で完成   

 何度も記してきたけど、語釈のみならず各巻に詳しい「読書ガイド」が付されているので実に読みやすく解りやすい大著の翻訳が完成した。気になって仕方ないので、今度の「ガイド」を読んだらこの大著の全体像や、作家の工夫までもが伝わってきてガゼン読みたくなってきたヨ。「戦争と平和」は名前だけ、あるいは映画だけという人は、この「6」の「読書ガイド」から読み始めると大著が解った上で作品が楽に読めるヨ。

 手もとに昔の訳者の本があるという人も(ボクもそうだけど)、「ガイド」をはじめ望月訳で読むと別の作品のように思えてくるヨ。