【状況への失言】戦争犯罪人・プーチンのウクライナ侵略(12)  旧社会主義国の独裁者の末路  バイデンの功績?

 昨日書き始めた記事だけど、「中東の政治」の「プーチン」を見始めて間もなく眠ってしまったヨ。目覚めたら次の「中国」という回になっていたので、プーチンの回がどんな内容だったかは知らないものの、以前聴いてあるのでいいかな。

 

 国際司法裁判所がロシアにウクライナ侵略を止めて即時停戦するようを命じたというニュースを見たけど、15人の中のロシアと中国の裁判官は想定どおり反対したとのこと。残念ながら効力は無いそうだけど、早くからプーチンは「戦争犯罪人」だと強調してきた身としては、嬉しい裁定結果だネ。ユーゴ紛争の時にはセルビアミロシェビッチもジェノサイド(大量殺人)の罪でNATOに逮捕・収監され、裁判中に体調不全で死んだという無念さは忘れない。罪をあがなわせて死刑に処せれば、アルバニア人はじめ殺された多くの人たちのためになっただろうにネ。

 NATOプーチンを逮捕・収監・死刑に処せれば今世紀最大の喜びになるけれど、無理だろナ。ロシアのオリガルヒ(成金)の1人でプーチンに国外追放されたのがアメリカに亡命していて、プーチンの首に多額の懸賞金を出しているというのは知らなかったネ。どうりでプーチンが手下の部下や軍人たちと異常な距離をとって話していたのは、暗殺を恐れていたのだネ。ベラルーシのルカシェンコ大統領とは抱き合って挨拶していたのは、ルカシェンコはプーチン無しには生きていけないから安心できるからだろナ。

 ルーマニアで革命の際、チャウシェスクが自分のために集めた大群衆が退陣の要求を大合唱した時に、一部の軍人が反独裁の側に付いてチャウシェスク夫妻を逮捕して銃殺したのは小気味よかったものだ。プーチンも似たような死に方を望む意見もテレビで聞かれるけど、プーチンは自分を堅固に守る部隊を編制しているそうだから、残念ながらルーマニア式の革命は無理そうだネ。ミロシェビッチセルビアでは老人たちからは支持されていたように、プーチンも情報操作で中老たちに支持させているのは事実のようだから、北朝鮮金王朝と同じ状況が続くのだろナ、クソッ!

 それにしても限られた・一方的な情報だけで支持されながら民主主義を否定している点では、トランプの頃のアメリカと共通してるネ。プーチンのロシア・ファースト主義とトランプ支持のQアノンとは、偏った考え方でよく似ているヨ。この2匹の悪党が敵視するバイデンは副大統領の頃からウクライナとの関係を強化していたそうで(そういえば息子がウクライナの会社との結び付きがトランプに追及されていたネ)、意外だった。それにしてもウクライナ支援の動きが遅かったように見えたけれど、ロシアのクリミア併合以来アメリカは軍人を送ってウクライナ軍を鍛えたり、武装を強化して今のウクライナ軍の抵抗を支えているのはバイデンの功績なのかな?(まだ続く)