【状況への失言】殺人鬼プーチンのウクライナ侵略(20)  杉村太蔵の低能ぶり!  ウクライナを食い物にする渡部陽一を許すナ!  

 今日のニュース番組は不愉快・不可解なゲストが出演して、番組の信頼性を揺るがしたネ。それも日本(読売)テレビやフジテレビではなく、より信用できるテレビ朝日とTBSテレビだから「何やってンだ!」と落胆と怒りこもごもだったナ。最初は木下容子さんの朝日を見始めたら、何と北方4島問題で(番組では「北方領土」と言っていたけど日本人共有の夢想から抜けきれてないネ)まさかの「薄口」評論家・杉村太蔵がゲストだったのですぐに見る気を失ったヨ。

 TBSがCMの間だけ見ていたら、ソ連に拿捕(だほ)されたことのある漁民と得意顔でロシアの脅威を話題に盛り上がっていたヨ。漁民の無知は仕方ないものの、薄口でも評論家なら具えるべき知識も知恵がない太蔵は、周囲も己自身もまるで見えていない低能ぶりで救いがたいネ。「ソ連(ロシア)憎し!」の気持では引けをとらないつもりだけど、戦後のドサクサまぎれに千島列島を侵略したのはソ連が勝手にやったわけではない。

 ヤルタ会談(ちなみにヤルタはクリミア半島にある)でチャーチルとローズベルトがスターリンに「千島もやるから勝手にしていい」と約束してしまったからで、恨むなら英米の2人の指導者を恨むしかない。ソ連の力を借りないと降伏させがたい、と2人に思わせた帝国日本の抵抗する精神と実力が想定外だったためと言ってもいいけど、敗戦時こそ橋下徹の持論のように人命第一で一刻も早く「逃げる」(降伏する)べきだったのだヨ。日本国民を玉砕させるまで逃がさない大日本帝国の小児病的な発想しかできない軍隊のせいで、広島・長崎市民を含めてぼう大な数の死者が出てしまったのは周知のとおり。ボクの幼かった叔父(当時15歳)も前橋空襲で命を奪われたのだけどネ。

 ともあれ太蔵の低能ぶりは(前回付し忘れたけど)「サンディ・ジャポン」で次のような発言をしたところに明らかで、岸博幸さんを怒らせたのも当然だネ。

 《日本にはアイヌ民族がいて、ロシアでは彼らを自国民と同族だという捉え方もあるので、ウクライナにいる親ロシア人を守る名目で侵略しているように、プーチンアイヌを名目に北海道に侵攻する可能性があると考えるとホントに怖ろしい。》

 どこで仕入れたガセネタだか知らないけど、太蔵の発言はウカツ過ぎるのが分かってないところがホンモノのバカなのだ。「薄口」評論家が深く考えることなしにタレ流したものを事実だと勘違いされれば、アイヌの人たちがイワレのない差別を受けることになる。そうした差別が生じても、太蔵はアッケラカンとして「そんなこと言いましたっけ?」とトボケる姿が目に見えるようだ。実際に戦争が起こっている時に、バカを野放しに発言させると危険きわまりない。

 

 現に戦争が進行している最中なのだから番組作成者は真剣に人選しなくてはいけないはずなのだけど、太蔵なみにチープな存在をゲストに呼んだのがTBSの「ひるおび」だった。ウクライナで活躍している写真家(その1枚が「タイム」誌の表紙を飾っている)を取りあげるに際し、自称「戦場カメラマン」の渡部陽一に解説させていたのでビックリしつつ殺意を感じたヨ。ボクの記憶では島田伸助が関西の番組で、「知恵が足りないため、ボーッとしてたどたどしいしゃべり方の自称・戦場カメラマン」というキャラ付けをして、参加者一同をズッコケさせていたのが渡部陽一のデビューだったと思う。

 関東では放送されなかったその番組が終ってから、渡部は知恵の足りないボーッとした元・戦場カメラマンのキャラで関東の番組にも出演し始めたのだと思う。戦場カメラマンは無理やりのインチキ・キャラだから本物の戦場の写真も撮ってないし、せいぜい戦地の安全な子供たちの写真くらいしか撮ってないはずだ。今でもウクライナで日本人カメラマンが死ぬ思いで活躍しているのに、釣りや料理のほほんとした番組で稼いでいる渡部が、ヌケヌケと戦場の解説をしているのだから許せない! 戦場で苦悩し・死んだ人々に対して少しでも罪を感じるなら、出演料をウクライナ支援にカンパすべきだろう!!!

 (「ぶらぶら美術館」で無知なのに黙っていられず余計な発言をしてジャマなだけの存在・小木博明の方が、人命に関わらないだけ許せるかナ。)