【状況への失言】殺人鬼・プーチンのウクライナ侵略(24)  藤原帰一(国際政治学者)さんの心境と主張   橋下徹に対するダメ出し  長嶋一茂・杉村太蔵はニュース番組から降板させヨ!

 昨夜は寝る直前にウクライナの最新状況を見たせいで、ウクライナが夢にまで出てきて目ざめが悪かったヨ。侵略された現場にいるような夢だったからネ。尿タイムで起きてからは「英雄たちの選択」の録画を見ながら寝たので、ウクライナの夢からは解放されたけど、ロシアの新たな攻撃目標オデーサ(旧称オデッサ)への爆撃は現実に続行されているので、起床後も気分はスッキリしない。落ち着かない無力感と不安からウクライナのことを書かずにいられない状態だけど、国際政治学者の藤原帰一さん(以前記した、安倍晋三の北方4島問題は完全に失敗だと断言した人)も落ち着かない点では同じだと知って、少し安心した感じだったネ。(ここまでは4日の記)

 

 朝日新聞4月2日のインタビュー記事で、藤原さんはSNSに《気持ちを取り直すために映画を見ようとしても、それができない》と記したそうだ。プーチンが《自滅的な戦争をはじめ、多くの人々を殺した。その無責任さへの怒りで、自分の感情を抑えられなくなってもいました。》とのこと。政治学者のイメージとは結びつきにくいのだけど、藤原さんは映画好きでNHKテレビの番組で月に1度お気に入りの映画を紹介していて、ボクも2度ばかり見たことがある。趣味の映画を落ち着いて見ることができなくなっている自分を、素直に表現しているところも好印象の元になってるネ。

 ウクライナ問題に関する日本国内の議論については、

 《戦争のリアリティに裏付けられていない議論が気になります。たとえば『ウクライナは降伏すべきだ』という意見です。多くの死者が出るくらいなら白旗を上げろと言う人は、第2次大戦での対ナチス戦争を振り返るべきでしょう。》と語っているが、「降伏」を主張しているのは橋下徹が当初からの持論だ。デリカシーの欠けた言動で嫌われている橋下に対しては時々批判してきたけど、国際政治の専門家からバシッとダメ出ししてくれたのでスッキリしたネ。

 藤原さんは理想を露わに語らずに現実主義的な生き方(行き方)を説く人で、

 《日本国憲法前文の『専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたい』というくだりに注目すべきです。理想や幻想だとする批判もありますが、ここにある国際主義は『現実』の一部でもあります。》とも語っている。憲法の前文は初耳だけど、藤原さんの心強いメッセージは耳底に響き続けることと思う。

 

 今朝の「グッド! モーニング」(テレ朝)には長嶋一茂の代わりに菊間千乃さん(女子アナから弁護士になった人)が出演していてホッとした。いつも長嶋一茂の低能な発言を聞かされて不快感がつのっていたので、番組から降ろされたとすれば嬉しいかぎり。この調子でバカな上にアイヌ差別をかきたてる危険のある杉村太蔵も、各局でニュース番組から降板させるべきだネ。