呑み部ではウンコマンが時々「～を許さないゾ～！」などと叫んで皆にウケていたけど、何だと思ったら市役所がある国立南部の住人であるウンコマンは、右翼の街宣車の雄叫びをさんざん聞かされたのだという。ボクはまるで知らなかったけど（古新聞回収されたばかりで７日以降のしか残ってないので、いつのことか調べようがない）国立市役所が「表現の不自由展」の会場を許可したために、右翼の街宣車が何十台も押し寄せてマイクで市長など（？）を攻撃したのだと言う。頭は空っぽでも身体頑強なヤカラが（参加料もらって）力の限り叫ぶのだから、迷惑この上ないよネ。あの低能な連中ほどその実「表現の自由」を満喫している例は他にないだろネ。それにしても「表現の不自由展」が近くで開催されるなら行ってみたいと思っていたのに、情報が全然伝わってこなかったのは残念至極！
ボクの家は幼稚園の隣りだから、毎年運動会になるとラウド・スピーカーでがなり立てるので幼稚園長などがあらかじめ詫びにくるけど、ボクは気にしなくてイイと言ってやるのだネ。自室で大音響の音楽流していれば問題ないからネ。でも学大近辺の住民は学祭の期間に大音量でコンサートを聞かされるから、毎年苦情を言ってくる人がいたネ（学生部委員の時に経験したヨ）。そもそも学内の教員でもうるさくて研究ができないと文句を言い続ける人もいて、学祭の時期にわざわざ大学に来るナ！ と言いたくなったヨ。学祭の期間くらい、大学を学生の自治の時空として認めるのも教育のうちだろうが！ 大学の教員ほどジコチュウなヤカラはいないネ。何様の気になってるンだろネ。
右翼の街宣車の話に戻るけど、国立では今度は右翼の連中のために反韓国キャンペーン（ヘイト・スピーチ）の催しが同じ会場を使うのだそうで、また一騒ぎありそうだとウンコマンは心配してたヨ。街宣車の迷惑アピールをむりやり聞かされ続けたウンコマンは、ストレス解消の気分で呑みながら右翼のマネしたのだそうだ。
「表現の不自由展を許可した市長は、命があると思うなヨ～！」
とか叫んでいたそうだけど、自民党の市長だから毛嫌いしていたものの「表現の自由」を尊重するなら、今後は評価し直そうと考えているヨ。
問答無用で自分の叫びたいことだけを大声で流すというのは、ウクライナを勝手に敵とみなして侵略してしまうプーチンと同じ《他者不在》の幼児的な残虐行為だネ。気持がウクライナ問題に追われていたせいもあってか、地元で起きたという右翼のわがままな大騒ぎに気付けなかったのはありがたいのかな？
それより右翼はロシア大使館に押し寄せて「侵略反対！ 戦争反対！」を叫ぶに行くとは考え及ばないのかな？ そのくらいの知恵と根性があってもイイのにネ。そういえば大学入学した年だったか、５～６０人くらいのショボイ隊列でアメリカ大使館へデモしに行ったことを思い出したヨ。機動隊が出るほどのこともないとナメられたのか、フツーの警察官１０人足らずに付き添われて安全なデモをやらされたものだったナ。
