【呑み部(釣り部の夜)】(その1)  外房の宿「きろく」はサイコー!

 釣りの前日はいつもと違って睡眠が足りていたヨ、自分を睡眠不足状態にしておいてので早寝できたし、尿タイムの後もすぐに寝足しできたからネ。のみならず釣りの終盤では(いつも車や堤防で昼寝するのだけど)アマッチがボク用に準備してくれていた(わざわざそのために買ってくれた)携帯用マットを敷いてその上で眠ることができたヨ。車内なら楽だけど、堤防の上は当然固くて寝心地が悪いからネ。とにかく寝が足りてないといち早くこと切れてしまって仲間をシラケさせるから、呑み部の時は十分睡眠をとっておくように心がけているヨ。なにせ昼寝は中学生の頃からずっと習慣になっているから、未だに欠かせないしネ。お蔭で呑み部では皆さん早く寝てしまったけど、ボクはカネシローと最後まで(12時頃)起きていられたヨ。

 

 4・5月の連休は例年茨城(大洗・那珂湊)に稚アユ釣りに行っていたけれど、このところ温暖化のせいか稚アユの遡上時期に行けなく(釣れなく)なっているので、コロナ禍もあって栃木・茨城の仲間の参加も期待できないこともあり、今年は思い切って外房に行くことにしたのは記したとおり。茨城では以前定宿にしていた宿が廃業してからはイイ宿にめぐり会えないままだったけど、今回ネットで検索して探した外房(鵜原・勝浦)の宿では、ハナから素晴らしい所に出会えたのは嬉しいかぎり! 内房の定宿である北見のように、小さめの宿(を貸切り)が理想だからその線で探したのだけれど、温泉(人工的ながら)でかつ24時間入浴可という小さめの「きろく」という宿に電話してみたら、電話口の女将(おかみ)とのやり取りが実に感じ良かったのだネ(北見と同じ)。いちおうアマッチとユウ君の両部長の許可を得て予約したのだけど、料金は北見と同じくらいながら料理は北見ほど期待できないので、いちおう5000円の船盛を頼んでおいた。

 ところができ立ての料理が次々と運ばれてくるのだけど(北見でのように我々が運ぶと伝えたものの、かえってジャマになるからと言われた)、これが実に美味! 後で判明したのだけれど、女性3人の工夫をこらした手料理が小料理屋のように他では味わえないものばかり。この料金でキンメダイの煮付けが出たのは驚きだった上に(ボクは食べきれなかったので翌朝のオカズにしたヨ)、種々の料理の中で特に評判だったのはトコブシの煮付けと里芋のフライ(?)との組み合わせ。そして帰宅後にユウ君が自分で再現した空豆の天ぷら(写真)、生まれて初めて食べた印象だったネ。

ユウ君が自宅で再現した空豆の天ぷら

 他にもサザエが出て各自が自分で焼いて食べるのだけど、刺身でも食べることができたのでボクも満足。さらに刺身(2種)や茶わん蒸しも付いていたものの、いつも一人前を食べきれないボクは仲間に食べてもらったけど、他の仲間も自分の分を食べるだけでおなかイッパイ。せっかく頼んだ船盛も半分くらい食べるのがやっとだったけど、外注した船盛だけはマグロやタイ中心でこれだけは余計だったネ。宿の手料理が素晴らしかっただけに、船盛も影が薄かったのも当然だった。刺身はご主人が手ずから釣ってきて食べさせてくれる北見で感動しているためもあったけどネ。

 ともあれきろくは北見とは別の感動を与えてくれた民宿で、1回限りで終わらすにはモッタイナイので定期的に利用したいというのが参加者5名共通した思い(宿の方も同じ気持を持ってくれたようで嬉しいかぎり!)。次回の6月と夏合宿は北見を第一に考えなければならず、年末もこのところ北見で過ごしているので、秋口にまたきろくを訪れたいということになった次第。

 希望しながらも今回参加できなかったパンサーとウンコマンがカワイソーだと本気で思えた宿(と釣り)だった。釣り部の報告を読んだだけでも悔しがったメールをくれたパンサーは、呑み部のブログ記事を読んだらいっそう悔しがるだろネ。おまけに風呂はボクは夜10時半に2度目の利用をしたし、翌朝はユウ君が入ってとても喜んでいたヨ。ホントに言うこと無しの宿だったゼ!

ユウ君が土産に買ってきたタケノコの刺身

 勝浦に向かう時にタケノコの現地販売をしている店を見つけておいて、帰り道にゲットしたもの(デカいこと!)をユウ君が自宅で料理したもので他に天ぷらにもしたとのこと。ユウ君は魚の料理が得意で時々シロギスの天ぷらや昆布〆なども食べさせてくれるけど、タケノコなど魚以外の料理も得意のようだ。下の写真は釣果のシロギスを昆布〆にしたもので、タケノコ料理ともどもアスミンと仲良くツマミにして呑んだとのこと。家事が嫌いで料理も義務的に(同じものが多い)作っているジャミラに見せつけたい気持ながら、仲間の幸せはボクのシワヨセ、じゃなくてボクのシアワセと思い、往復とも運転まで担当してくれたユウ君に感謝! そしてアスミンともども幸せあれ!!!

 料理の方ばかりで酒類のことは書く余裕がなくなったので、次回アスミンの酒豪ぶりとともに詳しく記すヨ。釣りも楽しめて呑めるオンナはサイコーだネ。そんな相手がいれば個人的にすぐにきらくを再訪するのだけどナ。皆さんにも個人的に利用することをおススメできる、素晴らしい宿だヨ。鵜原駅から徒歩3分だから、電車でも行きやすいし。