【聴く】アリス=沙良・オット(ピアニスト)はスゴイ!  千住真理子は三流・明はクソだネ

 朝日新聞の5月26日(夕刊)に見覚えのある女性の写真が載っていたけど、誰だかすぐには分からなかった。写真だけで判断すると気の強そうなオンナという点ではジャミラを思わせ、敬遠したくなるタイプだったネ。それがまさかアリス=沙良(日本人とドイツ人とのハーフ)だったとは驚いたネ。テレビで見てきた沙良はもっと好ましい女性だったからネ。華奢(きゃしゃ)な身体のわりにはベートーベンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」を堂々と弾きぬくのだからスゴイ! 以前いちおう録画しておこうと思った程度の評価だったのに、聴いたら迫力に圧倒されて消せずに残してあるヨ。モーツァルトのピアノ協奏曲もチャーミングに聴かせる幅広さ、女性の指揮者との演奏で録画してあるヨ。

 ずいぶん前から注目していたピアニストだけど、新聞によれば2018年に多発性硬化症という病気に冒され、手足がしびれる難病だとか。ピアニストにしては致命的な病だけど、回復の兆候が見えた昨年にショパンの「24の前奏曲」に注目し、全曲を続けて演奏するのではなく間にさまざまな現代曲を挟みこむ方法を思いつ、アルバムを出しつつ世界ツァーに乗り出し来日も果たしたそうだ。

 病気になる前の取材だったと思うけど、沙良はピアノに向かうのは1日3~4時間程度だというのでそれにも驚いたネ。8時間がフツーだと思っていたからだけど、沙良は技術的な練習は3~4時間で十分だとして、他の時間には読書や他の芸術鑑賞などで己の芸術性を高めると言っていたと記憶する。他のテレビ番組で千住真理子が1分1秒を惜しんでヴァイオリンの練習に励む様子を映していたけど、真理子がヴァイオリニストとして評価が低い理由が解った気がしたネ。技術面の練習を重ねれば名演奏ができるtはき違えているのだから、おバカなもンだ。弟の千住明ほど無能かつバカではないとは思うけどネ。明は楽器演奏ではモノにならないと(親が?)判断せざるとえなかったので、しかたなく「作曲家」(カッコが付くのは本物ではないことを表す)になったのだろうからネ。むかし千住3兄弟を芸術家に育てたというので母親が話題になった時があったけど、モノになったのは長男で画家の博だけで、真理子は三流で明はクソだネ。

 

 話を戻すと難病でピアノが弾けなくなった経験を持つピアニストには、ピリスやペライヤ(戦争で片手を失ったフラィッシャー(?)や脳出血で半身不随になって片手で演奏を続けた舘野泉もいる)などがいるけど、2人とも回復後に一流のピアニストとしての名声を博している。沙良はまだ若いものの、いずれその例に入れて良いレベルに達するものと思うネ。