【聴く】ワーグナーの「指輪」  「クラシックTV」  清塚信也  アシュケナージはクソ

 清塚信也というチョー軽いピアニスト(?)がMCを務める「クラシックTV」はなかなかオモシロイ番組だ。毎回初心者向けにテーマを軽く説明しながら、その曲のさわりの演奏を聴かせてくれる30分の番組(Eテレ木曜夜9時~)。ジャズもラテンもあって幅広い。今回はワーグナーの極め付き「ニーベルングの指輪」を優しく(易しく)解説している。4部作全体で15時間かかる楽劇(オペラのワーグナー版)の1部を取りあげていたけれど、全体のイメージは伝わると思う(ナマで観たことないボクが言うのもヘンだけど)。

 主要動機の説明も剣のモチーフを例に解説して伝わりやすくしていたネ。ワルキューレのモチーフなら、映画「地獄の黙示録」を観た人には分かりやすいだろうし。最後の映像はN響桂冠指揮者・サヴァリッシュ(故人)が、たぶんバイロイトではないオケで「ジークフリート」を振ったものじゃないかと思うネ。1度だけベートーベンの「英雄」交響曲を振ったのをNHKホールで聴いたけど、ワーグナーの演奏ほどじゃなかったネ。でもN響指揮者の中では、現存する桂冠名誉指揮者のブロムシュテットと双璧だネ。この2人と比べるまでもなく、アシュケナージはクソだネ、N響の恥だヨ、鶏姦不名誉指揮者(誤字ではない)と言うべきだネ。(1度聴いたけど、ピアニストに留まっていれば恥をかくこともなかったのにナ。)