【聴く・読む】好きな音楽評論家は金子建志さんだった(中野○○は間違い) 【見る】ナイター  球児(藤川)の名解説  ショー(中田)の大活躍

 先日のブログで信頼できる音楽評論家を「中野○○」と記したけど、今日自家にあるはずの金子さんの著書『ブルックナー交響曲』を探し出して名前を見たら、金子建志だった。中野という名だと思ったのは、ボケの思い込みだった。昔FM放送で聴いたり録音していた頃に、一番楽しみにしていた音楽評論家だった。特にブルックナーがお好きらしく、ブルの曲が放送される時は指揮者による演奏の違いなども丁寧に流してくれるので、とっても楽しく勉強になった。吉田秀和以来の面白い解説だったので忘れられない。この金子さんが放送したばかりのチェリビダッケの演奏を、ムラビンスキ―を超える感動だったとボクの印象を補強してくれたのも嬉しかったネ。

 10年以上前だけど、ジャミラの専門学校時代の親友の女性がチケット会社(何と言えばいいのか)に勤めていて、リッカルド・シャイー指揮のベートーベン「合唱」のタダ券をくれたので渋谷のブンカムラまで聴きに行ったのだけど、まるでオペラを聴くような演奏だったので感動より苦笑が先立ったネ。オケがオペラを演奏しに来たフィレンツェ音楽祭のものだった(と思う)から当然だネ。フルトベングラー指揮の「運命」はいろいろな演奏が残されているけど、イタリアのオケを振ったものも同じ印象でとてもベートーベンの曲とも思えないので驚いたのを覚えているヨ。

 後でジャミラの友人からの情報では、その演奏会には金子さんも来ていたのでボクが金子さんのファンだったら紹介できたのに、ということだったので実に残念だったヨ!意外に気さくな人なので、ドシロウトのボクでも話相手になってくれたはずだというのだから、口惜しいかぎり!

 

 そんなわけだったから、金子さんのブルックナーについての本を古書店で見かけた時に、楽譜が読めないにもかかわらず買ってしまったわけだ。だから【読む】という言葉も付したのだネ。金子さんがご存命なのかどうかは、まだ検索してないから分からない。DVDで録画し始めた頃はラジオのチューナーが壊れていたので、それ以降はFM放送を聴かなくなっているから金子情報も伝わらないしネ。お元気でいて欲しいと願うばかり。(検索結果=ご健在でボクより1才だけ年上だったし、千葉フィルの指揮者もやっているというので驚いたヨ。)

 

@ この時間帯はブログを書くことはなく、いつもならナイター見ながら読書が多いながら、今日は3つの試合を中継していてその1つが一番興味の無い中日・広島戦であるものの、解説が球児(藤川)なので本を読みながらどころではなかった。どちらが勝とうが関係なく、とにかく球児の解説に感心しながら見ていたヨ。もちろん巨人・横浜戦もショー(中田)の出番を中心に時々覗いていたけど、阪神戦に引き続いて大活躍しているので悲喜こもごもだヨ。阪神戦では最終回に抑えのケラーから同点の突破口のヒットを打ったり、次の試合ではセリーグではトップの投手・青柳からホームランを打ったりで、阪神のために泣き・ショーのために喜んだヨ。

 今日はボクの目(画面)の前で逆転のスリーラン・ホームランを打って2位の横浜が首位との差を広げさせられて悲しいけど、ショーのためには喜ばなくてはネ。いま画面ではヒーロー・インタビューされているところだけど、嬉しさを前面に出せないところが心底ではまだチームに遠慮があるのかな。ともあれ日ハムを追い出されて腐ってしまうことなく、巨人ファンから大歓迎されているのでホッとしているヨ。ショーの後から日ハムを追われて横浜に入団した大田にも、出番があったので良かったヨ。

 3つ目の試合は日ハム対ロッテで8回まで日ハムが追い付いて同点になって喜んでいたら、9回にあえなく8点も取られてまた負けてしまったヨ。こちらの試合も最後まで見たら、本来ならラジオ放送大学の「文学批評への招待」の第2回の「詩の分析」の(1)を聴いているはずだけど、終って(2)が始まっているヨ。エリス俊子さんの詩の解説は聴くに値するけど、いちおうテキストは持っているし以前に聴いてもいるのでナイター優先かな。