【状況への失言】汚倫豚(オリンピッグ)の高橋治之、カドカワもアオキも    汚倫豚にした日本の立役者は森末慎二

 新聞ではなくテレビのニュースからの情報なのだけど、アメリカのパタゴニアという企業が自社の株式などの利益を全て地球環境のために寄贈するとか聞いて、近年にない心温まる気持になったヨ。なにせ国民の過半数が反対している中で、極悪人の安倍晋三国葬にするという不愉快きわまる状況にいる最中だからネ。おまけにオリンピックがらみのカネの問題でも、汚らしい不快な話題がふくらむ一方だしネ。

 人間が権力を持つとすぐにカネに卑しくなるのはどこにでもある話で、その点では話題の罪人・高橋治之が特別に悪人というわけでもない。むしろパタゴニアのトップがカネにキレイなところを見せたのが珍しいからこそ、心を打つのだネ。だた素直に理解しにくいのは、罪悪とは知りながらも大金を自分のものにしたがるという心理だネ。そもそもそんなにカネを集めて何に使うのかまったく理解できないからネ。数年前には世界に数人しかいないというオリンピック委員が、某国への招致に尽くすのを条件に天文学的なカネを受け取って問題になったのも覚えているけど、そんなカネ使い道がないだろに。

 

 ボクみたいにオリンピック自体に反対した人も少なくなかったと記憶するけど、歓迎した国民の気持に遅まきながら泥を塗ったのが高橋治之をはじめとするカネの亡者たちだネ。安物のスーツというイメージのアオキがオリンピックのユニホームを担当したのも意外だったけど、カネがからんでいたと思えば納得だネ。安物からのイメチェンもできる上に、売り上げが極端にアップするのをねらっていたのだろネ。カドカワの爺はボケて似たような魂胆が湧き上がって醜態をさらすことになったということかな。そろって倫理を汚してカネに集まった豚どもがオリンピックを汚倫豚(オリンピッグ)にしてしまったというお粗末な話。

 そもそもオリンピックは「アマチュアの祭典」と言われたカネと無縁な祭だったのだけど、世界の傾向に乗った体操選手・森末慎二が音頭をとってカネに結び付けてしまったのだネ。あの頃の森末はテレビに出るたびに「オリンピックはカネになる!」と連呼していたものだった。確かにアマチュア時代は自費で海外の会場に参加しなければならなかったのは非合理だったけれど、スポンサーが付いてその点が解消されたのは良かったものの、それだけに止まるはずもなく全体がカネで動くようになって汚倫豚にまで行き着いたわけだネ。アメリカン・マネー(オリンピックそのもののスポンサーと言えるアメリカのメディア)の意向で開催の時期まで決定づけられてしまうのだから、ノーテンキに「ガンバレ、ニッポン!」などと連呼している姿を真っ当に見ちゃいられないヨ。