【見る】「新・幕末史」  大鳥圭介ではなく河井継之助でした  「榎本武揚」はおススメ!

 おススメした「新・幕末史」の第2回もとても面白かったけど、今は何より第1回のブログ記事の誤記を訂正したい。戊申戦争の長岡藩で新政府軍に抵抗したのは、大鳥圭介ではなく河井継之助だった。新しい銃を輸入して武装を完備した自信もあって局外中立を主張したものの、新政府軍に受け容れられず已むなく戦わざるとえなかったのは河井継之助だった(番組に出てきたわけじゃないけど、忘れられない人物なのだ)。

 大鳥圭介と誤記してしまったのは、河上徹太郎の「大鳥圭介南○の夢」(○は出せない漢字で木偏に可)という作品の記憶が強くカン違いしてしまったためだ。大鳥は幕臣(と日本史事典に記されているけど、河上の作品には)でもないのに新政府軍に対抗し続けて、最後は榎本武揚と一緒に函館五稜郭戦争まで闘った人だった。榎本もスゴイけど、大鳥もエライ! 幕末にはどちらの側にも優れた人物が輩出したものだネ。

 榎本や西郷、勝海舟などの本は複数持ってるし、海舟の1冊は5㎝くらいの厚さがあるヨ、まだ読んでないけど(笑)。「榎本武揚」という小説・戯曲はおススメだヨ、2種類とも安部公房の作品だけどネ。石川巧さんのレーゼドラマ論を紹介したばかりだけど、「榎本武揚」の戯曲版は読むだけでも面白いヨ、シェークピア(特に「マクベス」や「リア王」)と同じでネ。未読の人は読んでごらんヨ!

 

@ パソコンの具合が悪くて、調子が悪いとしばらくメールもブログも書けないのだネ。いま調子がイイので溜まった記事を思いつくまま記しているしだいなのだヨ。そろそろシャットダウンするけど、明日は起動しないかもネ。