【釣り部】不動の竿頭・アスミン!

 二日連続で金谷漁港で釣行。

 初日は遅れてきたアマッチが立て続けに大ギスを2本釣り上げたので先乗りの3人は唖然! しかし数で言うとピンギス(1年ものの小型)中心ながらもコンスタントに釣り続けたアスミンには、誰もかなわなかったネ。結果は8本で2位のボクが6本、他の2人はスルー。アスミンは関東ではあまり食べられないベラ(キュウセン)の大きくいのも釣り上げたヨ(ボクも)。アマッチの上げたデカギス中心にユウ君が久しぶりにキスの昆布締めを作ってくれ、夜の呑み部で食べさせてくれたヨ。高級店でも味わいがたい珍品だから、釣り部員の特権とも言えるネ。館山の釣り部員夫妻は1週間早く届いてしまったマツタケにありつけなかったヒガミからか、いっさい顔を出さなかったけど、宿に合流したらこのキスの昆布締めを味わえたのにネ。

 2日目は前回同様に他の2人が寝ていた5時過ぎからアマッチとボクは保田漁港で攻めたものの、前回のような釣果が得られなかった。というより当たり(魚信)がほとんどなく、未知のチョコ色に横じまで大口の魚(5㎝未満)を1匹ずつ釣ったくらいで脱力。手ぶらで宿に戻ったものの、充実した2時間余りを楽しんだので豊かな気持だったネ。

 朝食後は10時まで寝ると言っていたユウ君も、ヤル気マンマンのアスミンに引きずられてボク等と金谷漁港へ。前日大ギスを上げた場所をアマッチに勧めたものの、外道(主に煮ても焼いても食えないヒイラギやフグ)ばかりでシロギスがまったく釣れず。空しく釣れてしまったヒイラギの数ばかり数えていたらしく、「11枚!」という捨て台詞を残して早や上がりして行った(栃木県からの参加なので)。

 ボクは早めにピンギスを1本上げたので安心したものの、その後はゼロ。それでも「0と1との間の距離は大きい」とアマッチをイジっていた。ユウ君はポツポツ上げて計3本、唯一の女性・アスミンは何と6本上げて連日の竿頭(さおがしら)! 男でも気味悪がるエサのイソメ類を前回からフツーに付けることができるようにはなったものの(エライ!)、何故か釣り上げた魚自体は触ることができないという変態ぶりを発揮しながら、独り黙々とシロギスを釣り上げてしまうアスミンの能力は人類を超えている感じだネ。2日目はピンギス以上の大きさばかりだったしネ。

 1本しか上げられなかった釣り部顧問格のボクとしては面目丸つぶれなので、遠くの堤防下をねらって投げて磯場の魚種をねらったら(シロギスは砂地)初見の魚(10㎝くらい)やベラ・小型のカサゴをゲットできたので、つぶれた面目を少々ながら回復できたかな。ユウ君ペアの食卓を少しばかりでもにぎわす材料にはなるだろう。

(呑み部の模様は別途記録します。)