【読む】『応仁の乱』は専門的ながら面白い 

 以前ベストセラーになった呉座勇一さんの『応仁の乱』(中公新書)が、国分寺の七七舎で100円でゲットできたので読み始めたけどけっこう難しいものの面白いのでおススメだネ。明日からの旅行会にも持参して、電車内で読むつもり。文庫と違って新書は活字が大きいから老眼鏡無しで読めるしネ。

 ベストセラーというと概ねツマラナイ(クダラナイ)という偏見があるのでいつもスルーしているけど、呉座さんはむかし朝日新聞の連載記事が面白かったのでいつか読みたいと思っていた。幸い古書店で安く買えたのですぐに読んだのだネ。それにしても興福寺の内紛などから書き始める本書は専門的すぎるほどなのに、ベストセラーになるほど売れたのは不思議ながら嬉しいネ。それだけ歴史ファンが多いということだろうからネ。

 応仁の乱は(「英雄たちの選択」じゃないかもしれないけど)磯田道史さんがMCで呉座さんも呼んで解説した番組を見たことがあるけど、そこでも大和や興福寺にまで遡及することなく周知の武家間の争い中心の解説に終始していたからネ。

 歴史好きな人にはおススメだネ。