【読む】温又柔は女性だった  李良枝

 先日朝日新聞の読書欄で紹介した温又柔(おん・ゆうじゅう)は女性だったヨ、男女の差にこだわるのは最近回避すべきのようだけどネ。昨日の朝日はそういう主張を3人の識者が書いていたけど、山崎ナオコーラが幼い頃から男女を問われることを回避していたと書いていた。奇異な名前もそのせいかな? 読書欄の末尾には「おん・ゆうじゅう」という読み方と共に編・解説として『李良枝セレクション』と付してあるけど、その情報は知ってたネ。李良枝(いよんじ)は在職中に在日文学者の1人としてゼミで取り上げたこともあるけど、在日文学も最近ご無沙汰だネ。何人か興味がある作家がいるけれど、金鶴泳は私小説色がド強いのでツマラナイね。

 それにしても最近は履歴書などでも男女欄に「その他」が選択肢にあるとのことだそうでだけど、20年近く前に国語の会議中に隣りにいた嶋中先生と「男・女」以外に「その他」が必要だよネと2人でウケていたのを覚えているヨ。その嶋中先生はジャニーズ系男子が好みだと公言していて、今は付属高の教員となっている人に「ヤマネは大丈夫だヨ」と言っていたものだったヨ。