【状況への失言】「ひろゆき」の危険人物!  呂布カルマ  イーロン・マスク  トランプとプーチン

 先ほどいつもより遅い昼食を摂りながらBS「なんでも鑑定団」を見ていたら、別会場の絵画特集で真贋は見抜けたし(若冲があるわけないのに1億円で出した無知がいた)本物は50万ピッタシも含めてほぼ当たっていたヨ。それよりゲストで登場した平野レミが意外にまともな顔だったので、なぜかホッとしたネ。壊れた顔は見ていられないので正視するのを避けていたけど(ミッツ・マングローブが一例ながらも、彼は自らをオカマと呼ぶ謙虚さもあるから聞いていられる)、平野レミはフツーのメイクしていれば十分正視できるヨ。

 最近呂布カルマというワケの分からない男がむやみとテレビに出るのでいぶかっていたら、昨夜「あちこちオードリー」にゲスト出演していたのでラッパーだということが判明、さらにラップのバトルでも1度ならず優勝経験があるとのこと。ひろゆきともバトルしたことがあるのか、その点を聞かれたらバトルの勝敗はイーブンだと発言していた。その呂布カルマの顔もキツネのお面みたいで見るに耐えないと嫌っていたけど、メディアに露出するだけの実力者なのでこれからもキツネツラを見せつけられる機会が多そうだネ。

 

 話は「ひろゆき」に戻すけど、前回名前が出たイーロン・マスクについて思い出したことがある。ウクライナの情報相がマスクが張り巡らした人工衛星を貸して欲しいと頼んだら、すぐにOKした人物の名前だったネ。にもかかわらず、ツィッターの会社を買収したらトランプにも投稿させるように禁止を解いたとも聞いたので、ワケの分からん人だという印象だネ。ウクライナ支援では「正義」の味方のようでいながらも、トランプ問題では「反正義」の立場に反転したように受け止められたからネ。

 前回引用した木澤佐登志氏の論文によれば、マスクと併記されたピーター・ティエールは新左翼や「ポリティカル・コレクトネス(政治的正しさ、PC)」を憎悪しているとのこと。ということはマスクも別に「正義」を重視しているわけではなく、むしろPCなど「関係ねエ!」という考え方なのかな。ウクライナ支援ではたまたま情報相と知り合いだったのでOKしただけで、そもそもPCなど眼中に無いのかもネ。ディベートが得意ということは、立場などとは無関係に口先だけで議論ができるということだからネ。

 とすると「ひろゆき」もマスクのようなもので、PCなど眼中になく(憎悪しているのかも)ただ話題になったりカネもうけになることだけを狙っているだけの男なのかもしれないネ。「ニューヨーク・タイムズ」によれば、アメリカで銃乱射で10人が死亡した事件の容疑者が人種差別の過激思想を、ひろゆきが所有している「4chan」という匿名掲示板に書き込んでいたという。「ニューヨーク・タイムズ」によると、この有害な掲示板を管理しているひろゆきを日本ではセレブ扱いにするのは疑問だという。セレブとまでは言わず、脳の発達が十分でない高校生に「総理大臣になってほしい」とまで思わせてしまうのは、PCなど眼中に無いということなんだろネ。

 論壇時評の筆者である林香里さんによれば、

 《この間、ネット産業は急成長し、私たちの生活を便利にした。そして、ひろゆきやティエールのような発言力あるネット長者を生み、人気を集め、デジタル化を無条件に是とするイデオロギーを広めていった。(略)ネット世界の混沌はもはやネットに留まらずに現実世界に滲(にじ)みだし、他人を傷つけ、時に命にかかわる暴力行為にまで発展してしまう現実があるということだ。21年の米連邦議会襲撃事件はその最たる例だが、(略)》

 ということになるけど、確かにトランプは「政治的コレクトネス」を憎悪してフェイク・ニュースをばらまきつつ、日本の高校生以下の判断力しかないアメリカ人たちを操作しているのは見るに耐えない。一方でロシアでもプーチンがフェイク・ニュースを振りまきつつ、「政治的コレクトネス」を弾圧してウクライナ侵略を続行している。トランプは禁酒法時代にシカゴを政治的に支配したマフィアを思わせるし、プーチンのやっていることはヒットラーそのままだからチョビ髭を付けるとバッチリ似合うヨ。この2人は安倍晋三がくたばった後、殺したいクソ野郎の2匹だネ。この2匹なら殺してもPCに反しないと思うからネ。