「終戦記念日」の「お言葉」をニュースで見ていたら、聞き取れない言葉があったので「？」と思っていたら、幸いテロップが出て「先人に釣り、戦火に〜」と流れたのだけれど、これを読んだらもっと分からなくなってしまった。
チョッと考えたら「戦陣に散り、戦禍に〜」の意だと判明し、テロップが笑えて笑えて・・・
テレビ局ではどういう御仁がテロップを作成しているのか知らないが、あまりにオソマツなレベルなので間違われた天皇にも同情したけれど、確かに彼の発音の仕方にもモンダイがあった。
「散り」が「釣り」と聞こえたのは、釣り好きな私だけに限らなかったはずである。
仮に日本語の発音が正しくなかったからといって、それを李大統領が付け込んで暴言を吐いたわけでもなかろうが、竹島に上陸するという狂乱沙汰には一国の大統領としての資質を疑わざるをえない。
暑さでオカシクなったわけでもなく、任期切れが近づいても業績が皆無に近いのに焦ったためのヒステリー的症状だとのこと。
オリンピックで、竹島は韓国の領土だと掲げたサッカー選手はオバカには違いないものの、韓国のお国柄も考慮に入れてやる度量の広さを持って見る方がいい。
昔のオリンピックで、射撃の優勝した北朝鮮の選手が、「的をニクソン大統領と思って撃ったから好成績を残せた」というコメントをして、世界の顰蹙を買ったものだ。
韓国の選手も徴兵制の下で国際的危機感を刷り込まれている分、国際試合になるとサッカーでも過剰に熱くなって、スポーツ精神が無視されがちになるのも已むをえない。
考えもなしに政治的問題を掲げてしまうのは、何よりも韓国のオリンピック協会が十分な教育をしなかった手落ちであるが、いくら教育をしても習熟できない生徒が出るのも一般的なこと。
その意味で、あの選手はただのオバカだと見過ごしてやる気持を持ってやるのはいいが、李大統領のオバカさ加減は彼の立場を考えれば決して見過ごせないモンダイ行為である。
尖閣列島同様に（北方４島の問題は別だが、以前記したので繰り返さない。オバカなメドベージェフは上陸を繰り返したけど）、竹島の領土問題は極めてデリケートなので、相手の立場をいっさい考慮しない暴挙に出るのは、両国にとって不幸をもたらすだけである。
韓国の領土だという自信があるのなら、日本の要求に応じて国際的司法の場で決着を付ければいいだけの話。
日本の植民地時代に韓国から奪ったというような事情が明らかになり、司法の判断が韓国の領土だと認めたなら、日本は素直に引き下がればいい。
何の根拠も無いのに自国の領土だと言い張り、「実効支配」を続けたり大統領が上陸したりするのはオバカで三歳児並みの行動でしかない。
尖閣列島に無断上陸したのは大統領ではなかったが、だからといって石原都知事が「日本がなめられているのは許せん。野田（首相）が上陸せよ！」というような発言をするのも、オバカすぎて恥ずかしいかぎりではあるが、都知事の発言としては危険極まるので見過ごせない。
慎太郎は李の暴挙を賞賛するのだろうか？
李の愚挙から日本人が受けた不快さを考慮すれば、日本の政治的代表者が領土問題を抱えている場所に上陸することの愚かさは理解できるはずなのだが、慎太郎も未習熟児童の面が相変わらず払拭できてないので危ないかぎり。
竹島も尖閣列島も国際的には日本の領土として認知されているのは間違いないものの、歴史的に領土問題を引きずっている島嶼はそれぞれの言い分があって両義的なので、相手のことを考えずに一義的に自分の主張にそって言動しても始まらない。
尖閣に上陸した香港住民が台湾の「国旗」も持参していたように、中国は台湾を通して間接的にしか尖閣の保有を主張できないと推察している（違ってたらご教示下さい）。
とすれば、台湾が国際司法に委ねるように日本に働きかけたら、日本は応じないと竹島問題との不均衡をもたらすと考えられる。
台湾も朝鮮半島も日本が植民地として支配していた歴史を考えずに、一方的に一義的に問題を日本の都合のいいように簡略化してはなるまい。
＠ 昨日やっと成績が出せた解放感で、溜まり続けている「言い分」の一端を記しました。
