2011-12-01から1ヶ月間の記事一覧

次回は16日

中也の詩をやることは決まっていますが、作品は検討中だそうです。 26日の内容は改めて。

授業内容

28日の欄に書き足してしまった。 そちらをご覧ください。

31日の在室時間

早く帰りたいので、2時から修士論文指導をやります。 5時には出たいので、ご用の方は早めにどうぞ!

在室予定日

年内は29日3〜5時半くらいと、31日3時から深夜(?)で、三が日は不明。

次のテキスト

今日の授業内容は後にして、取りあえず「伊豆の踊子」論の次のテキストをサットマンが用意してくれました。 廊下の棚上の引き出し、2段目に入れてあります。 高橋敏夫の「祖母の為に」(志賀)論です。 今日はラカンの「鏡像」、二重身(ポー「ウィリアム・…

キョッキョはけしからん!

キョッキョが最近弛んでいて、鷗外がらみこの日も欠席、「許」せん! という記事を書いていたのだが、チョッとトイレに行っている間にパソコンにトラブルが発生したらしく、画面から消え去ってしまった。 これもキョッキョの妖術か? バイトばっかりしちょる…

一柳廣孝センせイの論文

論文よりも「濁った頭」という作品自体がよく分からん、という感想が多かった。 次週は続きと、中山真彦氏の「伊豆の踊子」論。 原作とフランス語訳を比べて、両言語の特殊性がとっても興味深く展開されていてメチャ面白い論文です。 欠席したトントンにはテ…

リアリズム

先週、授業後に出た質問に答えるために話し始めたら、1時間半がアッという間に終わってしまった。 中身タップリの内容ながらも、今年の1年生は食いつきが良くてほぼ全員が集中して聴いてる感じがとっても嬉しい。 終わってから写生文と自然主義がらみで質…

「北守将軍〜」 ・ 授業中のケイタイ使用

昔、北大の博士課程に進んだ大川武司クンの修論で知った作品で、その時は大川クンの論の面白さばかりが印象に残っているのだけれど、改めて読んでみたら不思議な味わいの作品だった。 十分に書き込まれていないテクストなので、レポも二人とも苦労した模様。…

欠席! ゴメン!!!

10月10日締め切りの原稿を12月20日まで延ばしてもらったので、その前日にボランティアのゼミに顔を出している場合じゃなかった。 先週予告したとおり、欠席して原稿にミガキをかけていた。 おかげで21日の午前0時半(つまり30分遅刻)にメール…

「剃刀」論

紅野謙介「剃刀」論の続き。 先週に続いて結構オシャレな表現が出てきて分かりにくい箇所もあるが、基本的にはよく考えられた優れた論で吸収すべき点が多い。 作品の末尾の場面に絡めてジェラール・ジュネットの焦点化の説明を補足したが、覚えておかないと…

「よだかの星」で盛り上がり

普段は比較的オトナシイ(消極的に過ぎる!)二人がレポながら、意外にハッキリとした主張を貫く感じだったので議論が湧いた。 ユウ君が孤独だのバッド・エンドだと言い続けたので驚いたけど、議論が進行する中に折れてきたので安心のような、物足りないよう…

「思ひ出」は意外にオモシロイ

トラックの横転事故ってよく聞くけど、今日はマダム・ジョジョが転がり事故(気をつけろ、一人じゃないんだから)で欠席、キッドの独り舞台。 「三」の部分がこんなにオモシロイ(興味深い)とは思わなかった! 収穫! 改めてジックリ読んでみたい気がおきた…

立教院から、そしてズッカもサッコも「おお!ホリ」(大堀)も!

3時限の院授業が早目に(4時)終わったけど、昼飯と連合大学院その他の事務仕事を片付けていたら7時になってしまった。 それから一眠りしてゼミに行ったら、ズッカ(関塚改め井上クン)は会ったから分かっていたし、大堀(明治ゼミOB)が来てるのは聞い…

扇谷(せんごく)クンの作曲作品はスゴイ!

昨日、芸術館に扇谷鉄平クン(音楽化院生)の作品を聞きに行ったんだよネ。 春学期の院授業のレポート代わりに、安部公房作品に曲を付けたのを聴くことになってたんだネ。 どうせ・・・と軽く見てたんだけどネ、全然違って十分聴ける曲だったんでビックリし…

「焦点化」を知ろう

安吾を中心とする系列の作家について。(論文執筆中なので具体的な名前は出せない。) その流れで漱石の変遷について。 その流れで焦点化3種について。 次週はプロ文とモダニズム文学について。 「セメント樽の中の手紙」は必読。 テキストは必携。 持って…

紅野謙介「剃刀」論

古いタイプの重松泰雄「范の犯罪」論が終わって、新しい、かつ大変切れ味の良い「剃刀」論に入った。 注すべきことが多いので、研究法には持って来いの論。 それにしても第節の末尾の「テクストの中のテクスト」という表現がイマイチ不明。 「誰か、知ってる…

これって童話? (宮沢賢治)

卒論で賢治童話を取り上げているセンちゃんが欠席だったけど、院生のキッド君が参加して議論を深めてくれた。 さて「ビジテリアン大祭」だったけど、これがなぜ童話とジャンル分けされているのか、納得しがたかった。 聞き手(読み手)を想定しようとすると…

キョッキョがまた遅刻で再犯者となり、、、、

太宰「陰火」でツマラナイ作品だと思っていたのに、十分面白く議論できたのはアサミちゃんのレジュメのお蔭か。 皆が考えてきてツッコミができた成果でもあるか。 4編のコントを「陰火」としてまとめている編集者という構造の把握と、各編の語りの問題が一…

かの子はオモシロイ! 来週は中島敦

かの子「家霊」を3人のレポがそれぞれレベルの高いレジュメを用意したので(一人は何と1年生)、充実した議論になった(部屋を暖めすぎたのか、一寸ウットリ)。 最近は修論その他の理由で院生の参加が減ったのに、ゼミの議論のレベルが下がらないのも皆が…

次回から志賀直哉

安岡最後は「悪い仲間」。 代表作の割には先行研究が殆ど無いそうでしたが、やってみて解ったような気がしました。 テクストが整序化されすぎていて、問題を見出しにくいせいのようです。 真面目で意欲的な二人のレポが苦労したのがレジュメに出ていました。…

津久井秀一クン、どくしょ甲子園で最優秀賞

11月21日(月曜)の朝刊(朝日)に、宇都宮大学修士の津久井クンが指導した生徒達の受賞記事が載ってるんだネ。 指導した津久井クンの名前が出ていないのは残念だけど、他人事(ひとごと)じゃなくて嬉しいウレシイという感じネ。 学生時代に身に付けた…

来年度は二人で担当予定

受講者が多すぎて教室に入りきらず、ご迷惑をお掛けしたいますが、来年は校長職から大井田先生(木2)が戻るので二人で担当します。 概論も二人ですから、できるだけ両方を聞いて実力を付けて下さい。 志賀直哉を軸に昭和文学を見直してきましたが、今日は…