2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

おススメ沖縄文学

勉誠出版というとあまりイイ評判を聞かないし、ボクも一度ならず批判をしてきたけれど、中には良い本も出している。 その代表が『沖縄文学選』であり、複数の大学院でテキストとして使用したことがあるけれど、その後残念ながら絶版だった。 このたび新装版…

筒井も読めるンだ  次は三島だ

22日は常連が数人不都合があって参加できなかったけれど、代わりのように学大博士課程のリョーコちゃんやベトナム・山本(愛称)クンが初参加で総勢11人は予想外。 レポのサットマンはてっきり安吾で修論書いたのかと思い込んでいたら、何と中上で書いた…

2・3月の予定確認

2月22日(日曜) 筒井康隆「繁栄の昭和」 (発表者)佐藤隆 (学習院院生) 3月 8日(日曜) 三島由紀夫「卒塔婆小町」 井久保 (学大4年生) 14日(土曜) 川端康成「死者の書」 石川偉子(一橋大院生) 22日(日曜) 市川春子(漫画・未定) 奥…

 誤字脱字注意!  キモワル男  ドブス・雌ブス・雄ブスにカマブス?  

学生たちには、自分で書いたものは必ず読み直すように言っておきながら、自分で書いたものにはついついチェックが甘くなるものだネ。 ファミリーの1人・ツクツクボーシとは頻繁にメールのやり取りをしているけど、1番トシが近いせいか遠慮のない物言いをし…

谷崎「夢の浮橋」論

ヒグラシゼミじゃないけれど、有力メンバーのリューマンが東京女子大学で修論の一部を発表するので案内します。 近藤裕子先生主催のゼミで「キムケン」というそうです。 (イチローその他の釣り部は館山に釣行する予定が決まっているので、ゼミには参加でき…

22日は筒井だヨ〜

2月22日(日曜)2時から 日本語教育演習室 筒井康隆「繁栄の昭和」(『繁栄の昭和]文藝春秋社、2014年) 発表者 佐藤隆(学習院大院生)@ 参加希望、かつテキスト希望者は急ぎ関谷までメール下さい。

2月は22日に変更

21日は一部で院入試があるようなので、22日に変更します。 出し物も安吾ではなく、筒井になるかも?

川上未央子  山本昌代  『不思議なキリスト教』(大澤真幸・橋爪大三郎)  『差別と日本人』(野中広務・辛淑玉)  斎藤隆夫

ブログに「読む」コーナーを設けたのを忘れていた。 仕事だから当たり前すぎてブログに記そうという意識に上らないからかな(ジャミラに言わせれば、カネにならないから「仕事」ではないということになるが)。 ごく最近、やっと川上未央子を初めて読んだ、…

磯山さやかはエライ!  真飛聖もイイ  放送大学フランス語入門のユリコ役は最低・最悪

韓国の講演旅行に備えて韓国語を勉強しようとした時が機縁で、NHKのハングル講座を見ているのだけれど、今は難しいところに進み過ぎてほとんど???なのネ。 でも磯山さやかというタレントは本気で取り組んでいて、毎回の小テストもシッカリ正解できていて…

立教大院修了生の就職  石田徹也  小山田二郎  パスキン

厭な事件ばかりで気鬱に陥りがちなのところ、電話で朗報が届いた。 むかし立教の学生から立大以外の進学相談を受けて他大学を推薦して育った研究者が、なんと地方の国立大学に就職が決まったというのだ(まだ具体的には言えないが)。 長いこと立教院の授業…

ジャミラの迫害  自虐ネタは不可欠

このところ「イスラム国」の残虐ぶりと安倍晋三の責任逃れの破廉恥ぶりに怒りが続き、ガラにもなく「状況への失言」をやりまくってしまい、その反動か自分の言動を「統合」(臨床心理用語)できずに落ち着かない。 イチローとくれば師匠の(?)つぶやきシロ…

北星学園大学を脅迫するヘイトスピーチ連は「イスラム国」の卑劣さと同列

気になったまま朝日新聞の10月7日を保存してあるのだけれど、低能なヘイトスピーチ連中が従軍慰安婦報道をした朝日の元記者をネット攻撃しつつ、勤務先の北星学園大学に退職を求めたり・就職予定だった関西の大学に採用を差し止めるよう脅迫したという記…

安倍晋三の集団的自衛権が導いた「イスラム国」の殺人  山室信一

ヨルダン人パイロットは早期に殺されていたというのは、自称「イスラム国」の言い分が動揺していたことから推察できたことだ。 (殺されたという不明確な情報が入っていたので、パイロットの生存確認を条件としていたヨルダン人のために、皆ハッキリ言わなか…

「イスラム国」補遺  野中章弘  内藤正典

趣旨は変わらないのだけれど、前回この問題を記してから別の新聞記事が見つかったので、文字どおりの「補遺」ということで。 前回より前の朝日新聞記事(1月22日)に、野中章弘さんという早大教授が的確なことを言っていた。 野中さんは、 ① 日本の外交力…

パスキン  ホキ美術館  表現の不自由展

今日の日曜美術館のアートシーンでパスキンが取り上げられていた。 以前デ・キリコ展を紹介した時に、パナソニック・汐留ミュージアムの次の出し物として紹介しておいた画家。 藤田嗣治と同じエコール・ド・パリの1人で、全盛期は「真珠母色」と呼ばれる彩…

「イスラム国」  山本一太  坂本卓  常岡浩介 

今「朝まで生テレビ!」を実に久しぶりに見ている。 テーマが《「イスラム国」と日本》だからであり、中近東の問題に関しては信頼できる高橋和夫さんが出ているからであり、いつもと違って聞いていられない議論ではないからだ。 ただ常連のような自民党の山…

2・3月の予定

大学行事に重なるとできないので確認中だが、今後の予定の概略を記しておきます。 2月21日(土) 坂口安吾 3月 8日(日) 三島由紀夫「近代能楽集」 14日(土) 川端康成 「死者の書」 22日(日) 市川春子(漫画)@ 4月以降は余裕がなくなるとい…

吉本の詩が分かった!  疋田雅昭  野山嘉正を見直した

吉本隆明の最高傑作「固有時との対話」がこんなに理解できた気がしたことは無かった。 すべて疋田雅昭氏の発表のお蔭で、参加者もそう口を揃えていた。 近々論文として発表する予定だそうだから、ここで内容については言えないが、発表されたら一読を勧める…