2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ゴミ出し  雑誌処分

わが国立市では、9月からゴミ出しが有料になるというので、ジャミラが引っ越してきて以来10数年分のゴミ(ジャミラの主観では使わないだけでゴミではない)を整理している。 深夜の今もわさわさと働いている姿は見ものだヨ、物を整理することができないタ…

発表者募集

まだ残暑がキビシイものの、懐かしい涼しさを感じる瞬間も覚えるようになりました。(ナニ時候の挨拶やってるンだヨ) さて9月からゼミを再開したいと思うので、発表希望(具体的な内容は後でも)を積極的に連絡して下さい。

「球辞苑」情報

嬉しいことに最近3本立てで再放送してくれている。 ブログで知って録画して見ている人もいると聞くのも、嬉しい便り。 次回は明日の深夜0時50分からです、見ましょう!

佐藤公一の小林秀雄論

またまた佐藤公一氏から『小林秀雄の超戦争』なるキワモノ本が贈られて脱力・苦笑するばかり。 小林秀雄について画期的な研究(評論だという評価もある)を残したイチローなので、佐藤氏がおてかずながら小林論を出す度に贈ってくれるので無碍(むげ)には扱…

「わたしを束ねないで」  新川和江  現代詩文庫  関谷一郎の研究法

下ネタだけでは名誉にかかわるので、イイ言葉も1つ。 朝日新聞では毎日「折々のことば」で鷲田清一さんがガンバッテいるけれど、毎日じゃあタイヘンだろうナとつくづく同情する。 前の大岡信の時のように詩歌に限れば楽だろうけど、そういう縛りが無いだけ…

「アフター・ヒトラー」

昨夜はNHK・BS1が今週続けているヒトラー番組(午前0時〜)を見ながらブログを記していた。 昨夜は「アフター・ヒトラー」の前篇だったけど(今夜は後篇)、他の回とは異なり初めて見るものだった。 戦後のドイツ女性がアメリカ兵のひけらかす物の魅…

理系? 文系?

この欄もなかなか書くヒマが無い。 イイ言葉のみならず、得意の下ネタなら毎日書くネタはあるつもり。 でも東女の関係者(近藤ハカセや東女から学大の院に進学した学生)を中心に、下ネタ拒否反応が強いのでボクでも遠慮があるというもの。 反対に女性でもジ…

「球辞苑」  クイック・モーション

「聴く」方の娯楽を記したから、「見る」方の娯楽番組を改めて記しておきたい。 今まで「アフター・ヒトラー」を見ていたのだけど、終ったら続いて「球辞苑」の3本立てが特集されるのでビックリ喜び! 野球について「広辞苑」を遥かに超える専門的な知識を…

「らららクラシック」  「題名のない音楽会」

なかなか音楽について書く余裕が持てない、書きたいことは沢山あるのだけれど。 この1・2ケ月前からMCが代って内容が新しくなったのが、NHK・Eテレの「ら・ら・らクラシック」で曜日まで金曜に移って(再放送は変らず木曜午前)MCが高橋克典と牛田…

磯田通史氏に対する異議  光秀と秀吉  アーティストとアルチザン  政治家と政治屋

全てのテレビ番組の中でイチオシは磯田通史氏が企画・MCをしている「英雄たちの選択」(時々「昭和の選択」になる)だということは、何度か記してきた。 木曜の朝晩8時からBSプレミアムで放映していて、朝の方は再放送だけど明日は夜の部が無くて午前の…

ルネ・ジラール  作田啓一『ドストエフスキーの世界』補遺  大熊昭信

先日紹介した作田啓一のドスト論で気になったことを付し忘れたので・・・ 「未成年」論に限らずジラールの理論が援用されていたので意外な思いがした。 ジラールが流行った時期の痕跡だろうと思っていたら、手許の『地下室の批評家』の「訳者あとがき」には…

本谷有希子  「大人のヨーロッパ」  ブリュージュ

ジラールの記事を書きながらテレビを見ていたら、「セブンルール」という番組(フジテレビ午後11時〜)にMCの1人として本谷有希子が出ていたのでビックリ! 本谷は芥川賞を獲ったので小説家だと思っている人が多いだろうけど、元々は劇作家として面白い…

芥川賞・直木賞

8月14日の朝日新聞の「文化・文芸」欄は「気になる境界」というテーマの下、連載第1回は文学のジャンルで「芥川賞/直木賞」の問題を取り上げていて面白い。 古くて新しい問題なのだけれど、意外にたくさんの「境界」を越境・往還した作家がいたので驚い…

作田啓一『ドストエフスキーの世界』  バフチン『ドストエフスキーの詩学』

ドストエフスキー論がけっこう沢山集めたけれど、なかなか読む余裕ができない。 読みそうもない評伝などドストに詳しいツクホーシに上げたりしている。 作田氏のものは『恥の文化考』『深層社会の点描』『個人主義の運命』などを持っていて、全部読みたいと…

『論潮』第十号  ジッドと志賀直哉

いつも送っていただいている早稲田の『繍』など、落掌して少しでも拝読してから紹介しようなどと考えているうちに、数ヶ月も放置したままの研究誌が仕事机の横に溜まっているので「心が痛い」(故リリィの歌)。 今年は法政大院の授業を持ったせいもあって、…

西武の森選手  日ハムの中田

読書で疲れたので長い手紙を書いたら、脳が疲れて眠くなったので気軽な記事を書きたい。 野球のことなのだけれど、何よりも西武の森選手のことだ。 西武が辻監督になったので強くなるだろうとブログに書いた通りになったものの、守備が得意でない森は辻監督…

坂口安吾研究会

先般ご案内した研究会の詳細を貼り付けておきます。 9日に立教大学で会いましょう!━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ANGO Newsletter(坂口安吾研究会 会報)No.40■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2017・8- _/__/__/__/__/__/__/__/__/__/_ _/__/__/__/__/__/…

中島飛行機  磯田道史  「昭和の選択」

法政大院生の研究対象に合わせる意図もあって、久しぶりに三島由紀夫をツマミ読みしている。 驚いたのは(忘れていたせいかナ?)三島の勤労動員先が群馬県の「中島飛行機小泉工場」だったということ(「終末感からの出発」昭和30・8)。 中島飛行機とい…

極楽、ごくらく!

午前中にジャミラが盆帰りしたので、釣行しないのにこの世の天国が訪れたヨ〜。 ジャミラもメンドクサイ男から離れて極楽気分だろうネ、このままこの状態が続けばイイのだけどナ〜、お互いのためにも。 とにかく釣り竿を持たないのに気持が解放、そして開放…

又吉直樹「火花」の評価

ずいぶん時間が経ってしまったけれど、6月末の学芸大学国語科の学会終了後の呑み会(懇親会後の2次会)での事。ピース・又吉が芥川賞を受賞した時には、作品自体の力以上に「純文学」が勢いを回復するための話題作りという意図があったと感じていたものだ…

坂口安吾研究会

第31回研究集会が9月9日にありますが、詳しくはホーム・ページを参照して下さい。 13時〜 立教大学12号館地下第三・四会議室 (来聴自由)《講演》 福嶋亮大「世代・物語・風景――文学史における安吾」(福嶋氏はサントリー学芸賞ややまなし文学賞の…

(補遺)中川成美の研究について

中川さんの啓蒙的な良書を紹介したけれど、言及した「中川さんらしさ」について言葉が足りなかったようなので補足しておきたい。 理論による把握が先行してしまい、作品分析が十分あるいは粗雑になりやすいのは、中川さんに限らずこの種の研究者に見られる傾…

百田尚樹(補遺)  藤井四段  (半年前の記事)

百田尚樹に関わる興味深い傾向を付すのを忘れていた。 古来(といっても大衆小説の始発は大正末頃だけど)大衆小説・通俗小説作家は思想的に右翼的になる傾向があるという。 高見順『昭和文学盛衰史』で読んだ気がしたのだけれど、該当箇所が見つからない、…

中川成美『戦争を読む 70冊の小説案内』のおススメ

近代文学研究では一線級の中川さんが、充実した啓蒙書を出したので紹介したい。 昔『京都新聞』に連載されたものを岩波新書にしたものだとのことで、必ずしも「戦争」に関わる作品だけでもないという断わりもある。 さすがに海外の文学・思想に詳しい中川さ…

百田尚樹  藤井聡太(四段)  朝日新聞の偏向?  岡田准一 

知性もへったくれもないパーの百田尚樹が、100パーセント間違ったことばかりを言っているわけではない。 ある番組で本人がボヤいていたので知ったが、朝日新聞の「天声人語」で将棋の藤井四段の愛読書を紹介していた時に(「論語」が含まれていたかな? …

オリンピックより命が大事!

記しておきたいと思いながらも、書き止めないうちから次ぎから次ぎへとネタが溜まってしまう。 だいぶ前になってしまったけれど、新国立競技場というのかな過労自死があった現場、オリンピックのための殺人的なスケジュールが主因だと知って怒りが込み上げて…

キーボード入手  ジャミラの殺意?

館山のヤマグチさんから、余ったのがあるから送ると言ったいただき、それが今日届いた。 ほぼ新品で申し訳ないほど。 ついでに女房の新しいのが余っていたら、どなたか連絡をいただければ有り難いかぎりです。 もちろん美しい方がイイです、そしてジャミラみ…

やっちまった、第二弾?

財布あったヨ、自宅の玄関の下駄箱に! ジャミラが靴クリームなどを入れておく箱の中にあったのを、今日になって偶然発見したヨ。 なんでそんな箱の中に入れたのか、サッパリ分からないけど、中身は全く無事だった。 (ただ3個買った菓子パンのうちの2個の…

  合宿呑み部

留年2年目でまだ学生のタカジンまでが1升ビンの銘酒を差し入れてくれただけでなく、タカジンとインパルスの相棒であるツツミシタが4種類の焼酎(4合瓶)を持参してくれたお陰で、当のタカジンがヒドイ二日酔いになっていた。 2日目もその焼酎を味わわせ…

キーボード入手の可能性

キーボードが昨夜から完全に機能しなくなったところに、ブログで知った仲間(館山のハチ夫妻)から1ケ余っているので上げるというメールをもらったばかり。 何でも明朗会計でブログに記してしまう習慣(?)が功を奏した形かな。 実は明日孫と一緒に立川の…