桐原書店国語教科書

今日の11日は桐原書店の教科書売り上げ報告会ということで、桐原へ行ってきた。
昨夜チョッと遅くまで呑んだけど、怖いから深酒しないように自己規制していたので体調に問題はなかった。
前回7%のシェアだったのが12%まで伸びたということで、まずまずの満足。
まずまずというのは、桐原側ではもっと上を目差しているからで、とっても心強い。
会社倒産の危機があったため一時売り上げを落としたものの、「死と再生」を遂げてミゴトに復活したという手応えを感じている。
社員数も大幅に減ったけど、編集長までが九州その他まで営業に駆け回ってくれたそうで、我々も新たな教材探しや編集に力を尽くした甲斐があったというもの。
新しく載せ始めるために執筆したコラム欄も好評とのことで、我ながらよく書けたと思っているので嬉しいかぎり。
あとは仲間の皆さん始め、多くの学校で採択してもらうのを願うばかりだけど、高校勤務の仲間からの年賀状に「桐原使ってます」とか「今年は他の教科書に換えられました」とか記してあるものに、一喜一憂するのも年頭の楽しみの一つ。
営業の報告にもあったとおり、桐原は採択されなくても次点となったということが少なくないとのこと。
教科書全部を見て比較してくれれば1・2位を争うデキになっていると自負しているので、仲間の皆さんからの報告が営業の報告と一致して納得。
採択してもらって忌憚なくご意見を寄せてもらえれば、より使いやすく・より充実した教科書になるのでヨロシクお願いします。
意外だったのは都立高校の採択が極めて低いこと、たぶん年配で向上心の無い教員が毎年同じ教科書の採択を決めているので、新しい教科書・教材にチャレンジすることを怠っているものと考えられる。
高校に限らず教育現場に就職する仲間には(在職中は国語科卒業生全員に)、目先のことに追われて未知の教材に対するチャレンジ精神が無くなると、教員として腐って行くから研究活動にも顔を出すように助言している。
ヒグラシゼミもそのうちの一環なのは言うまでもない。

採択校一覧を見ると協力していただいている皆さんの気持が伝わってくるようで、ボクが一番つながりの深い栃木県では宇都宮女子・佐野・真岡・石橋・茂木・今市というラインナップを眺めていると、懐かしい顔が浮かんだりして感謝の念が湧いてくる。
今後も年賀状に一筆記してもらえば、一喜一憂の楽しみができるのでヨロシク!