2024-04-21から1日間の記事一覧

【読む】大橋毅彦『神戸文芸文化の航路』には圧倒される

大橋毅彦さんといえば、むやみと上海に詳しい人というイメージが強いけれど、本書は地元の神戸を舞台にした副題の「画と文から辿る港街のひろがり」を論じた興味深い研究書だ。琥珀書房から2800円+税というのだから安価なのは、関西学院大学からの助成…