次回は横光利一「鳥」

荷風はスゴイ作家だけど、なかなか取り上げる機会が無かったので期待していた。
予めもらったリューマンの刺激的なレジュメを読みながら、研究室で座ったまま寝込んで風邪を引いたらしい。
別件で起こされて、用が済んだらすぐゼミに行く気でストーブの温度を下げたまま、つい眠ってしまった。
遅れて行ったら、もう一人のレポのナポリタン・ゼミ長もリューマンに歩調を合わせるかのように、「生きられた空間・時間」というミンコフスキーのタームを使っていたのでエーッ!? という感じ。
嘉藤クンの卒論にも出てきた用語なので、最近近代ゼミ員の間で流行っているのかもしれない。
もちろん発祥の地は関谷研究室(の研究法)なのだろう。
サッチャン(小林幸夫)の優れた「網走まで」論に出てきたタームなのだが、サッチャンのようにとまではいかなくとも、こうしたタームを上手く使いこなせるとオモシロイ論文が書けるようになるのでチャレンジするのもイイ。(失敗は成功のモト!)

来週2月4日がゼミ形式の最終回で、件名の通り。
立教の自虐ネタ院生・クリマン師範代もレポに加わってくれるというの、大いに期待できる。
翌11日は休日ながら、学部授業ありなのでゼミもあって、作家決め&1年の打ち上げ!
アフターは卒業生とゼミ長&会計係(できれば師範代)の慰労も含めて(新人の歓迎会も?)、普段以上に美味に酔いしれませう!!!