ヤマガラ  カタクリ  ルリタテハ

仕事部屋の前はけっこう車が通る道路なのだけれど、間には1メートル超のスペースがあって、そこにある植木に最近よく来る小鳥がいるンだネ。
シジュウカラの仲間だと思って図鑑(定時制高校の教員だった頃に同僚の探鳥会に参加した名残り)で調べたらヤマガラらしいネ。
シジュウカラと違って腹が白と黒ではなく赤茶色していて、図鑑の説明とおりにエサを捕まえてきては目の前で(網戸とガラスの汚れで向こうからは見えないようだ)コツコツと激しく叩いてから食べているンだネ。
たった今も来てエサを突いているから記してみたんだネ。
花に目が行くようになったのは30歳前後からかネ。
子供の頃は縁起でもない花として忌んでいたけど、今では毎年その頃になるのが楽しみだよネ。
昔のテレビ番組「花の百名山」や、朝日新聞に連載された「花おりおり」や高橋何とかいう作家の花のエッセイで気に入ったのは切り抜いて関係する文庫本に挟んであるネ。
カタクリの花が好きなんだけど、ギフチョウには欠かせない花だからでもあるかな。
花よりも蝶の方に目が行くのは、中学から高校始めまでは採集していたせいだネ。
春先の白い蝶を皆さんはモンシロチョウだと思っているだろうけど、妻貴重(そんな文字変換しないでくれ、ツマキチョウだよ)という前の翅のツマ(端)に黄と茶の模様があるンだネ。
近所の一橋大辺りでよくルリタテハという黒っぽい蝶が飛んでいるのを見かけるけど、瑠璃色のスジがあるこのキレイな蝶は決まった経路を飛ぶのでその通り道を「蝶道」と言うンだネ、誰も知らないだろうけどネ。
鳥・花・蝶と三題噺みたいだけど、イチロー君は魚だけじゃないところを見せたわけネ。