シラバス

若い研究者が授業をする機会を狭めてはいけないと思い、定年になってからは(学大の特任のみならず)非常勤講師はやらないつもりでいたけれど、(若手には困難な)大学院の授業を23区内の私大から頼まれたので来年度3年ぶりに復帰することにした。
大学名を明かしていいのか不明なので記さないけど、ゼミの仲間には隠してない。
いつも通り、他大学からの参加者も受け入れて参加可能だとは思っているから、水曜4時限以降ヒマな人はどうぞ!
「文学と風土」という授業科目名を課せられて四苦八苦しただけでなく、シラバスには昔と違ってアホなことばかり書かされるのでウンザリしながら、今日やっと送ってホッとしている。
昔のように教員がやり放題というのも改めなければならないと思うものの、文科省の役人が机上の空論並みのシラバスを強いると、今度は授業の自由から生まれる多大な可能性が削られる恐れが大きい。
今どき「文学と風土」というテーマにも困るけれど、これは昔ながらの羊頭狗肉が教員と学生の間で成立していることを期待してデッチ上げたヨ。