土曜朝１０時からのテレ朝「題名のない音楽会」はたまに見るけど、今日ほど面白かったことは無いネ。「セカンド奏者」というテーマで、ヴァイオリン・フルート・オーボエ・ホルンの第二奏者が１人ずつ出演して、第一奏者を支える譜面を実演して見せてくれた。それが実に面白いのだネ！ 「モルダウ」のフルートでは、細かいフレーズを２人の奏者が分けて吹きながらも、１人で吹いているように聴かせているのには驚いたネ。ホルンは音域が狭いから、４人の奏者が手分けをして吹きながら、これも音が連続しているように聴かせているのだネ、スゴイ！ 最後にベートーベンの交響曲第７番の第４楽章を、この４人がセカンド譜だけで演奏したのがまた最高に愉快だったネ。
録画したけど、番組全体が聴けるならぜひ見てもらいたいネ。先日NHKの「こころの時代」で、売れている女性漫画家が依存症（薬やアルコール）だった時、数メートル移るのに１時間かかったというエピソードを語っていたから、まるで平野啓一郎「Re 依田氏からの依頼」の世界だと思ったのでナオさんに報せた。ナオさんはオンデマンド（？）だか何だかで見ることができたそうで良かったけど、テレ朝もそういうことができるなら「セカンド奏者」は絶対見てもらいたいネ！
