昨日は大井田先生の最終講義。午前１０時半に目覚まし時計に起こされて余裕十分だと思ったものの、結局古書店にもＯＫストアにも寄れずにおまけに会場到着は少々遅刻してしまったヨ。学生時代から「反帝国（反定刻）主義」を標榜（ひょうぼう）していたけれど、またまた定刻に間に合わなかったのは一生の不覚！ 入室したら千田先生の挨拶の最中だったけど、マイクの音が小さすぎてよく聞こえないので講演の前にＭＣのヒッキー先生にマイクを換えてもらった。
講演は適当に脱線しながら笑いもとりつつ、大井田義彰の文学との出会いから現在の理解までを数人の師と関係付けながら楽しい話だったヨ。それに比べると卒業生の挨拶は石井・黒石先生の時と同様でツマラナカッったネ、特に中国からオンライン参加の通称あすか（ひょうかいよう）はフツーのオバサンになりきってしまっていて、昔のアブナイ感じが消えてしまっていたネ。蛇とマングースの関係だったファック（福田某）が子供２人連れて終わった頃に来たけれど、子供の世話をしているファックもあすかと同じくまともなオトナになってしまい、何だかモノ足りない感じが残ったヨ。もっともそうでなくっちゃ困るけどネ。
学生時代から問題なくフツーの真人間だった卒業生たちにもたくさん会えて嬉しかったネ。京都からはるばる参加したアユッ子はじめ、懐かしい城田クンや橋本クン、アサコちゃんに会えたので終了後帰るのを引き留めてヒッキー研究室で話したヨ（山田先生も一緒）。後から矢野クン・さとみちゃんペアも合流して懇親会の時間が迫るまで話し込んでしまったヨ。懇親会は大井田先生と卒業生に限っていたため、ボク等教員は山田先生を呑まずに帰すわけにはいかないので、千田先生・白勢先生（音声学）・ヒッキー先生とボクの５名で駅ビル９階の「百干」に行ったヨ（黒石先生を誘いに行ったら帰宅した後だったし、石井先生はハナから不参加＝オンライン参加だったかな？）。
学大の国語国文学会の会長として挨拶した白勢（しろせ）さんは、最初こそ近代文学の４名と同席するのに腰が引けてる感じだったけど（特に山田先生を厳格な人だとイメージしていたものの勘違いだと判明した模様）、打ち解け始めたらむやみと明るく楽しく呑んでくれたので嬉しかったヨ。日本酒中心に一番呑んだのは白勢さんだったかも。ボクが以前から白勢さんに声掛けするつもりだったのは、デグチャン（出口さん）が学長になる前に（出口・白勢さんは昔の知り合い）３人で呑む計画を立てていたものの、デグチャンが学長になってしまったのでそんな余裕が無くなってしまったからだネ。
後で思い出したけど、在職中に白勢さんとはヒサコ先生と３人で小金井にフィッシュ＆チップスの店ができたというので行ってみたことがあったナ。そんなこともあって白勢さんとは心理的な距離を覚えなかったので、自然に誘ったわけだネ。料理は何でも不味いイギリスで、唯一食べることができるのはフィッシュ＆チップスだけなのは周知だろうけど、小金井のそれはイギリスのとは違う感じがしただけでなく後で下痢したヨ。（その店はすぐにツブレたらしいけど）
しかし「百干」は何でも美味だったネ。特にウド・フェアーをしていて天ぷらやホタルイカと酢味噌で和（あ）えたのはサイコーだったナ（ウドの好きな人はフェアの最中に行くことをおススメ！）千田先生は先日と同じく焼酎のロックでヒッキー先生も相変わらずビールのみ、山田先生・白勢先生とボクの３名は各地の美味しい日本酒を味わったヨ。最後のツマミはホヤの塩辛だったけど、日本酒にピッタリで山田先生に気に入ってもらえて喜んだヨ。でも山田先生に「この間の第二力酒蔵で食べたコノワタはホヤではなくナマコの内蔵だヨ」と指摘されたけど、美味いモノをよく知っている人だネ。
白勢さんは先般ボクがフグ屋で大井田先生たちにゴチソーしたのを聞いたらしく、百干でもゴチソーされると期待していたらしいので（冗談だろうけど）請求書を見ながらどうしようかと思っていたら、山田先生がすぐに「この場はボクとセキヤさんで」と言ってくれたので助かったヨ、さすがだネ。
お蔭で半分以上を山田先生に出してもらって一件落着したので、２８日にご一緒した際に予告したとおりに山田先生をタクシーに乗せてホッとしたヨ。酔った白勢さんは同じ上り電車に乗るヒッキー先生にお任せしたので（先日の大井田先生の「介護」と同じく）ダイジョブだったろうネ。
でも千田先生に「先日の帰りの電車でセキヤ先生はマスクをしないので困った」と言われてしまい（下りの電車はボク等２人で大井田さん達は上り）、記憶はないけど申し訳なかったヨ。それほど酔っていたわけだから、自宅の玄関で傘立てを壊したのも当然だろネ。鉄製（？）のものが引きちぎれていて上半身の片側に痛みが残ったのだから、大井田さんと同じくらい酔ってたのだろネ。
別会場で卒業生と呑んだ大井田さんは無事だったかな？
